KEIさんのコメント: 点数順
東京兄妹(1994/日) | 淡々と、本当に淡々と綴られて行くが、ラストはハッとした。 [review] | [投票(5)] | |
まぼろしの市街戦(1967/仏=伊) | 気が狂っているのは、戦争している者か、していない者か。 [review] | [投票(5)] | |
万引き家族(2018/日) | 是枝の今迄の作品群には、どこか嘘臭さが残っていたが、本作にはそれが殆んど無かった。 [review] | [投票(4)] | |
東京暮色(1957/日) | 小津らしからぬ下世話な作品である。しかも、嫌らしいほどに下世話だ。更に音楽の瑕疵も気になる。それでも脚本が良いのだろう。昔捨てた子供と再会した女の複雑な心情―戸惑い、喜び、哀しみ、諦め―が後々まで心に残る傑作だ。 [review] | [投票(4)] | |
ブロンコ・ビリー(1980/米) | 涙なくしては見れない映画、少ない観客の前で演ずる消えてゆくウェスターンショウ、哀感の思いでストーリーは進む、という映画かと思ったら、ちょっと違うようだ。 [review] | [投票(4)] | |
シェーン(1953/米) | やはり名作でしょうね。印象深かった点をいくつか。 [review] | [投票(4)] | |
アメリカ アメリカ(1963/米) | アメリカ アメリカ。全世界の憧れであったアメリカ。しかし最近(今2018年)は、トランプ政権で様<さま>変わりしている。本作は、昔の良き時代の物語だ。そして色々なテーマを内包した本作だが、被征服民族(マイノリティ)と誇りについて、少し考える。 [review] | [投票(3)] | |
キング・コング(1933/米) | 娯楽作品に徹したサービス満点の冒険映画。という位置付けだけで、いいのではないか。 [review] | [投票(3)] | |
ジャッキー・ブラウン(1997/米) | 元来私はタラの暴力的な所が好きではない。E・レナードはちょっといい話を書くので好きな作家、だった。レナードのいい小説にタラが見事な演出をしている―登場人物が皆な演技派だ。タラらしくない作品と言われるが、私にとれば、タラ色が濃いレナード作品だ。 [review] | [投票(3)] | |
ギャンブラー(1971/米) | 山あいの町。物寂しい歌曲と共に、雪、ぐっと冷える秋時雨が独特の空気感、寂寥感を醸し出す。ハマる人にはたまらない作品。 [review] | [投票(3)] | |
ひまわり(1970/伊) | 驚くのは、音楽が自己主張している点だ。普通音楽は画面の補完をするが、逆に物語を引っ張っているのだ。そして誰もだろう(?)が、物語前半はよく覚えているが後半・結末は余り覚えていないのではないか?それ程前半の物語・画面は圧倒的でキレも良く、傑作だ。 | [投票(3)] | |
荒野の決闘(1946/米) | タイトルからしても、西部劇というより恋愛劇だろう。OK牧場の決闘は物語を彩る一つの事件という位置付けでよいだろう。その恋愛物語とは、・・・ [review] | [投票(3)] | |
真昼の死闘(1970/米) | 主人公ガンマンのヒゲ面、タバコの吸い方、服装、そして人を食った態度・話し方は「荒野の用心棒」「夕陽のガンマン」「続・夕陽のガンマン」と一緒で、その続編に当ると思わせる。邦題は真剣に考えていない感じがするが、原題は考えられている。 [review] | [投票(3)] | |
男はつらいよ 寅次郎恋歌(1971/日) | ああ、この兄妹はこんな風に生きて来たのだと分かった1作。 [review] | [投票(3)] | |
トラック野郎 故郷特急便(1979/日) | 脚本に中島丈博を迎えてツボを押えたしっかりとしたドラマになった。さゆりちゃん(この時は21歳だが、歌を歌うとき以外はちゃん呼びが似合う)が、結婚しようと段々にその気になっていく心の変化の描写の演出が実に上手い。上手いといえば― [review] | [投票(3)] | |
ローマの休日(1953/米) | 愛に言葉は要らない。秀作にコメントは要らない。 [review] | [投票(3)] | |
リュミエール工場の出口(1895/仏) | 人の最大の関心事の1つは人だ。知らない人を見ると誰もが問う―どんな人?性格は?仕事は?年収は?家族は? 30秒強ながら、1人1人どんな人かなと思って見ていると、何度繰り返しても、見飽きない。 | [投票(2)] | |
流れる(1956/日) | 原作よりはるかに分かり安い。これは原作の主人公女中を脇に退けた脚本と演出、何より女優陣のキャラ分けを成し得た演技力によるものだ。しかし、観客の固定した(頼るべき)視点が無くなり、(特に後半)不安定になった点は欠点だと言わざるを得ない。 [review] | [投票(2)] | |
新聞記者(2019/日) | いやはや、凄い映画。前半は内調の実態が良く分かった。日本のCIAと言われているが、越後屋と代官の尻拭いの部署ね、おつー。しかし現実そのままで、ホン屋も考える事無くて楽だったなと思っていたら、後半がコワい。 [review] | [投票(2)] | |
銃撃(1967/米) | 一体どうなっているんだ?真相は何なんだ?という観客の問いを無視して、ヘルマンは好き勝手に話を進める。その少ない手掛かりから、2、3の真相は想像出来そうだが、彼が描きたかったのは、その真相とか理由とか経緯とかではなさそうだ。 [review] | [投票(2)] |