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sawa:38さんのコメント: 更新順

★5人生劇場 飛車角(1963/日)後の東映的任侠形式は未だ無い。故に鶴田は女を想って身をよじり、高倉は女に懇願し押し倒す。そこには様式美が確立される以前のリアルな「人間」が描かれる。東映の功罪の始まりでもあるが、ここでは「功」のみを賞賛すべき。[投票(3)]
★3バット★21(1988/米)この頃のジーン・ハックマンは、まだ助けられる方の役をやっている。微妙な禿げ具合が哀しかった頃。[投票(1)]
★4007/消されたライセンス(1989/英)「007」の冠を外せば普通のアクション映画としては一級に評価されるのでしょうか。だけど何度も言わせないで欲しいんだが、私はこんな人間的なボンドが大好きなんです。J・ボンドは怪物でなく人間だから魅力あるのです。と断言する。[投票(1)]
★5続 夕陽のガンマン 地獄の決斗(1966/伊)私にとってはこれが「西部劇」の原点。マカロニだろうが何だろうが、映画ってこんなに面白いものなのかと引き摺りこまされた。今再見すると、ここまでキャラの書き込みが為されたものが面白く無い訳ないと痛感する。[投票(1)]
★4日本侠客伝 関東篇(1965/日)「野球番長」こと巨人の清原が本日、満塁から押し出しの死球を選んだ。 [review][投票(2)]
★3日本侠客伝 浪花篇(1965/日)脇の長門裕之南田洋子村田英雄の活躍が主演の健さんを喰う。そして八千草薫の尋常ではない美しさにただ目を見張っているうちにゲストの鶴田浩二がいいところを全部持っていく。健さん不本意なり・・・[投票(1)]
★3日本侠客伝 昇り龍(1970/日)いくら何でも、前作と同じ原作を同じキャストで翌年に制作するというコノ倫理感の欠如。邦画華やかりし頃の貴重な財産の浪費に過ぎない。そのツケはすぐそこに迫ってきていたのに・・・[投票]
★3ティアーズ・オブ・ザ・サン(2003/米)「善なる人々が行動を怠れば必ず悪が勝利する。byエドモンド・バーク」(映画のクレジットより) 「問題は自分たちが善なる者かどうか自分では判断出来ない事だ。by sawa38」[投票(2)]
★3誇り高き挑戦(1962/日)タイトルバックから「実録風」ニュース写真が!!嗚呼深作欣二だ!・・・と思ったら最初だけでした。力む鶴田浩二と余裕の丹波哲郎、深作の作品では必ずといってよい程、鶴田は丹波に喰われてしまう。 [review][投票(2)]
★5昭和残侠伝 死んで貰います(1970/日)優しい笑みが溢れる「任侠映画」とはかくも美しいものなのか。血生臭い過去の任侠映画を観つづけてきたファンへ贈るマキノ雅弘からのご褒美だろうか。私は池部良が笑うだけで、それだけで嬉しい。そして最後はやはり鳥肌が立つのだ。[投票(2)]
★3キル・ビル(2003/米=日)彼が愛したのは東映「実録やくざ映画」であって決して「任侠映画」ではない。故に耐え難きを耐えた後のカタルシスが不在なのだ。だいいち深作は「任侠映画」など1本も撮った記録は無い。 [review][投票(11)]
★3呪怨(2002/日)ジェットコースターと落とし穴。 [review][投票(2)]
★3テープ(2001/米)最初の40分を忍耐強く乗り越えられればコノ劇は楽しめる。・・・って半分じゃないかよ!とにかく居心地悪い部屋にいる赤の他人のような気分で「なぁ早く帰ろうよ」とずっと時計を気にしてる自分がいました。[投票(1)]
★3ソラリス(2002/米)ああいうトラウマを持つ人に助けを願い出る博士が一番悪い。確信犯か?[投票(1)]
★2団鬼六 白衣繩地獄(1980/日)どう贔屓目に見ても麻吹淳子の演技は下手である。艶技だけが売り物故に西村監督もドラマ性を放棄してしまったのだろうか?心理描写の無いSM作品はただのB級ポルノでしかない。[投票]
★4団鬼六 女秘書縄調教(1981/日)「究極の愛」を描こうとするのならば「ポルノ」になってしまうという必然。まさに本作は「突き詰めた男と女」を描こうという意気込みが随所に見られる。たかが「ロマンポルノ」という枠内で語ってしまうにはあまりにも惜しい力作だ。[投票]
★4破線のマリス(1999/日)久米宏は確かにやりすぎだった。だが古館伊知郎に代わった事で、そのコメディーさながらの偏向報道に視聴者は苦笑しながら「裏」を読み取らざるを得ない。 [review][投票(2)]
★4ダブルベッド(1983/日)白球がコンクリートの護岸に守られた川に落ちていく。陳腐な演出だがどきどきさせられる。全共闘の生き残りの男たちと「生き方」を模索する女たち。藤田敏八の手腕が際立つ一品。 [review][投票]
★3完全犯罪クラブ(2002/米)観客の創作意欲を掻き立てる作品。 [review][投票]
★2小松みどりの好きぼくろ(1985/日)どうしようもない脚本の作品だが、わずかに山本晋也の「女」を撮る才能は感じられる。もう20年も前の作品だが、現在の熟女ブームからすれば一種のシンボリックな作品でもある。それぐらい小松みどりが美しい。[投票]