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sawa:38さんのコメント: 更新順

★4十三人の刺客(1963/日)リアリズムを追求しつつも伝統的時代劇の作風から脱却出来ず。西村晃に託されるリアルが「娯楽作品」だけではない事を主張しているのに・・・ [review][投票(6)]
★4桜桃の味(1997/イラン)前半部、これほどの不安感を覚えた作品もない。そして、これほどの挑戦的な作品ならば、どんなラストを持ってくるのかと、ついこちらも挑戦的に見てしまう。 [review][投票(1)]
★3乳泉村の子(1991/中国=香港)あまりにも平凡な友好映画に肩透かし。日本のパートは不要に感じた。彼の地での孤児の生き様をもっと見たかった。[投票]
★4コーリャ愛のプラハ(1996/英=仏=チェコ)やられるシーンは満載だが、なんと言っても秘密警察のふたりには「やられた」。涙目の私の顔がぱぁーっとね・・・こういうのは嬉しいですね。[投票(2)]
★5ノー・マンズ・ランド(2001/伊=英=ベルギー=仏=スロベニア)銃が一挺、銃が二挺。人間の知恵と道理が見えてくる。 [review][投票(9)]
★260セカンズ(2000/米)知名度は申し分なしのスターの商品。ただいま大量生産中。 [review][投票]
★3トラフィック(2000/独=米)微妙に絡み合う「だけ」ならば、別物の作品でやって欲しい。「広く浅く」が作品の長さに比例してしまったという事を観客は見透かしている。[投票(1)]
★3泥棒成金(1955/米)神様に祀り上げられた監督にしては緊張感のかけらもみえない演出。伝説になる程の絶世の美女を撮り上げるには不充分な演出。つまりは全てが中途半端な「アイドル映画」の域にある。[投票(1)]
★3灰とダイヤモンド(1958/ポーランド)モノクロームの映像の力強さと美しさが見事に結実している。ただし、練りに練られた脚本が、役者の台詞を哲学問答のように空虚にしており伝わってはこない。[投票]
★3麗しのサブリナ(1954/米)消化しきれないボギー。役回りもそうだが、何故自分がコメディーに出演しているのかを消化しきれていないのか。哀れである。[投票(1)]
★3キング・コング(1933/米)アフリカから鎖に繋がれて米国に連れてこられた子孫たちは、コングをどう見たのか?考え過ぎなのは充分承知だが、何も考えずに楽しむのも楽観的過ぎる。この年ドイツではヒトラー政権が誕生した。[投票(2)]
★2戦争と平和(1956/米=伊)唐突に恋が始まり激情に変わり、そして急速に冷めたと思うと唐突に新しい恋が始まる。恋のジェットコースターに観客は呆気にとられる。トルストイをハリウッドが映画化すると常につきまとう宿命。 [review][投票(1)]
★4ガンシャイ(2000/米)なんだよー、皆いい奴じゃねぇか。途中からはパパイヤ鈴木に感情移入して見させてもらいました。 [review][投票(2)]
★3悲情城市(1989/台湾)短すぎる大河ドラマ、一家族の視線というオブラートに包んだ歴史の勉強では何も伝わらない。特に日本人には何も伝えられない・・・ [review][投票(1)]
★3カーラの結婚宣言(1999/米)幾らなんでもいい加減に誰かが注意しないとな。「天使」だからと「偽善」を装うより、「毅然」もね。えっ、俺?俺なら怒鳴りますよ、はい。[投票]
★5マディソン郡の橋(1995/米)最も愛する「家族」が退屈の象徴だなんて・・・「母」と「女」で揺れる「人間」の心理をあそこまで表現する役者。ぎりぎりの選択を細かいカット割りで染み透るような演出をする監督。文句なしの名作。 [review][投票(10)]
★4仁義なき戦い 広島死闘編(1973/日)きれる千葉ちゃんを撮る深作欣二に「女」を感じ、ラストの北大路を撮る深作欣二に「男」の視線を感じる。どちらも狂気。[投票(3)]
★3プリティ・ブライド(1999/米)そこそこの佳作である。だが売らんが為の我が国の配給会社による姑息な邦題。その場限りの幼稚な手法によって記憶にも記録にも残らない「その他大勢」へ埋もれていく。残念である。[投票]
★4プリティ・ウーマン(1990/米)彼は幸せになったのか?一週間毎に違うコールガールを雇い続けるという選択肢もあったはずだ。なぁんて事を思いながら妻と再見、感動する彼女を横目にまさに同床異夢。[投票]
★3ザ・メキシカン(2001/米)こんな中途半端なコメディー作品で「愛」について説教されても正座して聞く気にはなれんのです。ここはB級アクションに徹して欲しかった。[投票(1)]