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ジャイアント白田さんのコメント: 更新順

★2パプリカ(2006/日)原作を貸して母屋を取られる筒井康隆の姿を最後まで見せられなかったのは、夢でなく現実。映像を携えただけで母屋を獲れるほど甘くない。優れたメッセージ性が必要であることをここまでヴィヴィッドに描けば無駄も無駄ではない。今敏は早く好意的な解釈達に頼るのをやめなければならない。行進に担がれていたのは彼自身だ。[投票(2)]
★3X―MEN ファイナル ディシジョン(2006/米=英)「ビリーズブートキャンプに入隊したからといってホモサピエンスの大半は強くならないんだから、X―MENを見て強くなった気でいよう」というような気概を持って製作していたら面白かったと思う。 [review][投票]
★4ハリー・ポッターと炎のゴブレット(2005/英=米)夏風邪で休んでいる間に勝手に飼育委員にさせられてしまい、交代制とはいえ夏休みのそれも早朝から小学校のウサギとニワトリの餌やりをしなくてはならなくなった少年の悲痛な叫びと使命をCGIを駆使して脚色したところにノスタルジーを感じるとともに、本作の面白さを見いだせた自分を褒めてつかわしたい。 [review][投票]
★3チーム★アメリカ ワールドポリス(2004/米)ディラン・マッケイとキャサリンが出てきたら☆5は堅かった。ゲロ以降の展開が客観的にアメリカを分析できていないことを露呈しているようでパロディにさえなっていなかった。なので、なだき武&友近が後半部分の構成を練りなおして、オールザッツ漫才の中の3分ぐらいの枠で放映し直してほしい。 [review][投票(1)]
★1NANA(2005/日)序破急も起承転結をも理解しない北米あたりの有志連合の手によって作られた実写版NANAをYouTubeで見ているかのようであった。流星花園を見たときと同じくらいのこの違和感を、今すぐにでも笑いを心得た欧州あたりの有志連合の手によって作られた実写版ドラゴンボールを見て拭い去りたい。 [review][投票(1)]
★5ブラック・キャット2 エリツィン暗殺指令(1992/香港)前作『BLACK CAT/黒い女豹』よりグレードが幾分アップしているのが良い。最大の見所はB級映画史に残るであろうテロリストとエリカの対決なのだが、とにかく凄すぎ!あり得ない事づくしで、あり得ない新鮮さが体験できる事間違いなし! [review][投票]
★3Death Note デスノート 前編(2006/日)小中高と12年間毎日欠かさず書き連ねた恨みの日記を成人になった元いじめられっ子が全て実行してしまうという事件が実際に起きてしまえばデスノートは一夜にしてジャポニカ学習帳になるに違いない。 [review][投票(3)]
★3嫌われ松子の一生(2006/日)お話を曲げて伸ばして色付けて、歌を流せば、みんなが待ち望む毎度おなじみ中島哲也作品のできあがり。各大会のFIFAワールドカップ総集編を観ている方が感情移入できる、という印象が強く残るのは、きっと、作ってる人が松子を内面から描こうとは思っていないから。あるいは、松子のような人と出会ったことのない人が作ったからであろうか。 [review][投票(8)]
★3ヴィタール(2004/日)肉体の広がりに欠けた極小住宅であった。外壁のブルーが周囲との摩擦を生みそうだが、つつましく狂気されては振り上げた拳は自分に向けられる。煮えきれない完成度は塚本狂気を持ってして次回作に向けられることを期待する。 [review][投票]
★3あゝ!一軒家プロレス(2004/日)一戸建て手抜き工事の見本。鉄筋であるベテランの不在など、作品の耐震強度偽造をしており「テリー伊藤総合経営研究所」「高橋がなり建設」「橋本建築設計事務所」「検査機関映倫」への厳罰を望む。橋本以蔵が作成した過去の構造計算書(例:シュート)の再計算をすべき。 [review][投票(1)]
★3ジョン・レノン・ストーリー(2000/米)精巧に作られたジョンとポールの蝋人形が動いていた。もうね、ポールの蝋人形が画面に飛び出してきてからはストーリーそっちのけ。行ってないけど、ポールの蝋人形は愛地球博のマンモスよりも強かった。 [review][投票]
★3ロボコン(2003/日)長澤まさみが近未来の日本でロボットと合コンしてお持ち帰りされる物語だったら、カンヌ映画祭ある視点部門で大喝采を浴びたと思う。望むことは、古厩智之監督で窪塚洋介orジョニー大倉主演の鳥人間コンテストの映画化です。[投票(1)]
★3老人と海(1958/米)老人と少年を松方弘樹と目黒大樹と見ても吉だが、松方の財産をマカジキにサメを女性にとダブらせて見たらツリ吉。斜に構えてしまうと24時間テレビのマラソンに見えてしまい、「サライ」がラストに幻聴ではなく事実として聞こえ、加山雄三&谷村新司がアカデミー音楽賞を受賞したという錯覚を体験できる。[投票]
★22046(2004/中国=仏=独=香港)2046の男子中学生向けの憶え方は「布(2)団でオ(0)ナニー、シ(4)コシコしてる(6)」で、アンチ王家衛派の憶え方は上記にプラスして「不(2)良品お(0)しつける酔(4)っぱらいロ(6)クデナシ」。自分に陶酔している王家衛の次回作の題名も数字だと嬉しいです。[投票]
★2僕の彼女を紹介します(2004/韓国=香港)納得がいかないのは、彼女の紹介に123分しかかけていない点。僕の彼女の事なら各3時間全11回10シーズン立てR-18指定仕様で紹介します。コレが愛です、ノロケです。 [review][投票]
★2妖怪大戦争(2005/日)油舐め小僧になって、川姫の太股に油を塗って舐めたい願望ただそれだけなのに、妖怪を除く、水木ワールドに瞬殺で萎えた。水木しげる大先生の生前葬に参列でき、光栄すぎてホロ酸っぱい涙で溢れたから涙で何も見えなかったことにしたい。…てか、シラフの大人だったから何も見えなかった。[投票]
★3エイリアンVS.プレデター(2004/米=独=カナダ=チェコ)俺がプレデターなら女性の額に「肉」と刻む。それ以前に、高度文明に生きる者として迷わずエイリアンを殲滅してから地球を離れていたし、あのエイリアンを品種改良して育てやすい小型サイズで商品化に成功し同胞に売りさばいていただろう。 [review][投票]
★5チャーリーとチョコレート工場(2005/米=英)あ〜それいじょう楽しませないで〜鼻血がでちゃいますよ……あっ、鼻血もう出てますよティム・バートン&ジョニー・デップ!ウンパ・ルンパ(ディープ・ロイの顔)凄すぎて正直MVPの活躍やし、リスのキュートなボケ!ホンマね、ビックリマンチョコでスーパーゼウスが出たらロッテの菓子工場行けるみたいな感じのレベルと思ってたら大間違いよ!細木和子を完膚無きまでに言い負かせたぐらいの爽快感!ファンタジー最高!家族最高! [review][投票(6)]
★1着信アリ(2003/日)最近のホラー映画の作り手は、前戯無しの強姦で快感をおぼえてしまったがために、ビックリ映像という名の精子を顔射しまくらなければホラー映画ではないと思っているかのよう。四谷怪談で琴線に触れたのは恐怖映像ではなく、人間の生き様を豊富に含んだ物語に対してだ。だからこんな映画に感動も作り手への感謝の念も産まれない、その前段階での「着床ナシ」である。[投票(2)]
★2スチームボーイ(2004/日)関西サイクルスポーツセンターを貸し切って独りで楽しみ、そのあとトミーズ健の独演会を2時間見たような錯覚を起こす大友克洋はGod。大友は、スチームを自分の脳味噌にかけすぎて残り少なかったしわをのばし終えたみたい。AKIRA以来オレのなかにあった大友菌は、そのスチームで高温殺菌全滅です。 [review][投票]