Linusさんのコメント: 点数順
あの夏、いちばん静かな海。(1991/日) | 人間の嬉しいとか悲しいという感情を、シャシンだけで表現した武監督の力量に感服。(あえて枷を自分に課したのでしょう)この実験映画を批判することなんて、誰にもできるんです。ただ無責任に批判する人たちって、何かを作ったことがあるのだろうか? | [投票(5)] | |
タクシードライバー(1976/米) | 妄想と孤独の中に埋没している男のハナシ。何度見てもよし。つうか デ・ニーロかっこよすぎ。 | [投票(5)] | |
藍色夏恋(2002/台湾=仏) | たぶん一生消えないひっかき傷 [review] | [投票(4)] | |
69 sixty nine(2004/日) | 一度好きになったからには誰が何て言おうが応援するしずっと愛すのだ。 [review] | [投票(4)] | |
Dolls(2002/日) | 白痴美 〜内なる狂気を秘めた女(ひと)〜 [review] | [投票(4)] | |
ペパーミント・キャンディー(1999/日=韓国) | 心根の優しい青年が、だんだんとイヤな奴になっていったら、ここまで 共感はしなかっただろう。出だしに最悪の状態を持ってきた構成はウマイ。イヤな奴になろうと思ってなる奴はいないだろうし、自分の10年後 20年後を考えると怖くなった。間違った選択してないよな…。 | [投票(4)] | |
天井桟敷の人々(1945/仏) | 他人の恋路に興味がないのも、儚く美しい恋物語にときめくのも民衆の性である。〈天井桟敷の人々〉とは、まさに我々一人一人のこと。映画とは、観客に見せる為の物語なのだよ、とタイトルに優しく込められ、その宣言を、見事に具現化した作品であるのだろう。 | [投票(4)] | |
パルプ・フィクション(1994/米) | R&Rの神様チャック・ベリーの曲にのってツイストを踊る二人。金色の靴を脱げば、赤いベディキュアが塗られているミアの素足。ダンスにかつてのキレはなく、おやじソックスのビンセントは御愛嬌。見つめあうだけで、相手と沈黙の会話をする時間もまた楽し。 | [投票(4)] | |
ハッシュ!(2001/日) | 橋口亮輔は、“乙女ちゃん”なのだ。 [review] | [投票(4)] | |
ギルバート・グレイプ(1993/米) | 僕は、町を出たかった。 [review] | [投票(4)] | |
ベティ・ブルー/愛と激情の日々(1986/仏) | ベティ・ブルー/フィリップ・ディジャン [review] | [投票(4)] | |
ガタカ(1997/米) | ハリウッド映画嫌いでも、見なくちゃダメだなと反省させられた。努力していれば必ず報われるなんて、スポ根ドラマの台詞を信じられる年ではもう、ない。けど可能性を信じて努力している人間は美しいし、男女を問わず私はその人を好きになってしまう。 | [投票(4)] | |
リトル・ダンサー(2000/英) | 映像、シナリオ、音楽、役者、全てにおいて最高! [review] | [投票(4)] | |
ALWAYS 続・三丁目の夕日(2007/日) | 人の心を掴むのは、そこに「大衆哲学」が存在するからだ。「金より大事なモノがある」を今回のテーマにしたそうだが、そんな道徳観は子供時代から刷り込まれた教育であり、全ての人がそれだけでは立ちゆかないことも知っている。淳之介の父や踊り子の同僚は、まさしく私たちの持つ本音の化身。だけど映画は2時間の夢の旅。ひとときの間だけ三丁目の住人になることも正しいあり方だと思う。 | [投票(3)] | |
市川崑物語(2006/日) | I'm looking for your ability. Because you are the man who has enough strength in reserve. [review] | [投票(3)] | |
誰も知らない(2004/日) | 失われた物を求めて [review] | [投票(3)] | |
フリーダ(2002/米=カナダ) | 気高くとても美しい人 [review] | [投票(3)] | |
blue(2001/日) | 親友と二人でバスを降りる。砂浜を歩いていくと、目の前に蒼い海が広がっている。一陣の風が彼女のプリーツスカートをハタハタと揺らす。彼女の横顔は、凛としていて、泣きたくなるくらい美しい。私も、かつては、確かにキリシマだった。 | [投票(3)] | |
サンセット大通り(1950/米) | 水のないプールは、彼女の心。プールに巣くう鼠は、彼女の荒んだ生活。 過去の“栄華”に囚われたかつての大女優。彼女が欲した物は、男でも宝石でも豪邸でもない。真に願った物は、キャメラと照明と大衆の視線。それはまさに“映画”だったに違いない。 | [投票(3)] | |
地獄に堕ちた勇者ども(1969/伊=独=スイス) | 正(プラス)のエナジーに魅了されるなら、ベクトルは違うが、同じ大きさの負(マイナス)のエナジーにひっぱりこまれる時だってある。堕ちる…堕ちる…堕ちる。人生で一番美しい瞬間。悪魔の囁きが聞こえませんか? | [投票(3)] |