Keitaさんのコメント: 点数順
アビエイター(2004/米=日=独) | ディカプリオの熱演に拍手! 「隔離」をテーマにした悲しい男の生涯は、名作『市民ケーン』を念頭に置きながら見てしまうほど。スコセッシらしさは希薄であり、さすがに『市民ケーン』には及ばないが、これはこれで傑作ではないだろうか。 [review] | [投票(4)] | |
ベニスに死す(1971/伊) | 究極。ヴィスコンティの耽美主義と退廃主義が折り重なって発揮され、さらにマーラーのアダージェットも加わって、胸を締め付けるほどだ。 [review] | [投票(4)] | |
地獄の黙示録(1979/米) | 現在の時代の中で、この映画を初めて見た自分だが、戦争そしてアメリカについて感じたことは大きい。 [review] | [投票(4)] | |
蝶の舌(1999/スペイン) | 痛切なラストシーンから感じるものが非常に多い。人間関係、自然、戦争・・・。切なく心に残る1本。 [review] | [投票(4)] | |
ムーラン・ルージュ(2001/豪=米) | 『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』の予告編が見たくて劇場に行った口なのに・・・。まさかの大傑作! [review] | [投票(4)] | |
自転車泥棒(1948/伊) | 盗まれたサドルを、さらに盗み返した自らの経験…。それを思い出しながら観て、“負の連鎖”を痛切に描いていたこの映画は、痛くて痛くて仕方がない。ネオ・レアリスモの傑作であることは間違いない。(2007.02.19.) [review] | [投票(3)] | |
エレニの旅(2004/ギリシャ=仏=伊) | 難民や戦争といった20世紀の時代背景の中で、哀しみを極限まで高めたギリシャ悲劇的作品。水が隠喩をもって効果的に使われた映像は実に素晴らしく、アンゲロプロス作品以外では味わえないものだ。期待通りの傑作!(2005.5.3.) [review] | [投票(3)] | |
ラストエンペラー(1987/英=中国=伊) | 中国が舞台であるのに登場人物は英語を話す・・・・・・そのディスアドバンテージを克服するほどの壮大さ、美しさ、哀しさがこの映画には、ある。 [review] | [投票(3)] | |
旅芸人の記録(1975/ギリシャ) | 約4時間、眠気や便意と戦うこともありながらも、なんとか念願の劇場での鑑賞を果たした。アンゲロプロスの映像美学に圧倒され、感覚的に凄い映画だと実感した。長さに耐えてでも「もう一度観たい」と思える傑作史劇だ。 [review] | [投票(3)] | |
夜と霧(1955/仏) | この映画はユダヤ人迫害を知るには欠かせない存在に思える。僅かな時間でこの映画を"見て"感じることは、その時間の何倍もの価値がある。 [review] | [投票(3)] | |
息子の部屋(2001/仏=伊) | あの家族を見ていると、彼らの心境が非常に悲しい。決して大感動作ではないが、見終わった後にジワジワと来る余韻が残る。権威あるパルムドール受賞作だけはある。 [review] | [投票(3)] | |
カノン(1998/仏) | ギャスパー・ノエの頭の中を覗いてみたいです。ものすごく攻撃的・・・。 [review] | [投票(3)] | |
レクイエム・フォー・ドリーム(2000/米) | スゲぇーよ、この映画・・・ [review] | [投票(3)] | |
GO(2001/日) | 窪塚洋介と柴咲コウのカップル像がかなりハマる。自分は二人の恋愛中心に見たが、青春モノ・在日韓国人モノなど、どの点から見ても爽やかな良い映画。 [review] | [投票(3)] | |
アンチクライスト(2009/デンマーク=独=仏=スウェーデン=伊=ポーランド) | ラース・フォン・トリアーがうつ病を煩い、その影響下にある中でどんな映画を作るか。それに興味がないならば、絶対に観てはいけない映画。他の映画では絶対味わえない、壮絶な絶望が待ち受けている…。(2011.03.06.) [review] | [投票(2)] | |
WALL・E ウォーリー(2008/米) | “手をつなぐ”。たったそれだけのことで暖かさを感じさせてくれるから素晴らしい。さらに、映画の根源的な面白さとは何かも考えさせるからまた見事。(2008.12.14.) [review] | [投票(2)] | |
レイダース 失われた聖櫃〈アーク〉(1981/米) | 物語の流れではなく、シーンの面白さで全編魅せてしまう。それこそまさに娯楽映画の醍醐味でしょう! 4作目の公開を機に再鑑賞して大正解でした。(2008.06.15.) [review] | [投票(2)] | |
ブレードランナー(1982/米) | 多くのファンの方々のレビューがあれば、この傑作についてもはや何も書く必要はないのだが、「ファイナル・カット」を観た上で少しだけ記す。(2007.11.18.) [review] | [投票(2)] | |
シンデレラマン(2005/米) | あのボクシングシーンの迫力と緊迫感! 主人公が背負っているものが戦いの最中にも頭に浮かび、満員の観衆と同じように心から彼を応援したくなる。結末に向かって行くにしたがって胸が高揚した。展開にハラハラし、ドラマに感動し、希望を感じるすごく良い映画。こういうの、たまには観たいよ!(2005.09.24.) | [投票(2)] | |
許されざる者(1992/米) | この映画はすでに終わりを迎えたところからストーリーが始まっている。ウィリアム・マニーには過去を感じさせる喪失感が常に漂う。終わりのさらに先の終焉には、暴力のむなしさが残っていた。(2005.5.15.) [review] | [投票(2)] |