★3 | アメリカにおける白人以外(特にアフリカ系)に対する差別はウンザリするほど映画にされてきたが、その差別に対抗しながらも希望を持って受け止めるしかない事実をつきつけた。差別される側の強さを見せつけられる。 [review] (jollyjoker) | [投票(3)] |
★4 | 葉が黄色く紅葉した木の枝。その下の公園の道を二人(ティッシュとファニー)が歩いて来る俯瞰。まずこのファーストカットで心つかまれる。黄色と青の衣装。この後、ずっと特徴的に使われる色遣いだ。 [review] (ゑぎ) | [投票(2)] |
★4 | マーク・フリードバーグの仕事は期待に違わず、ジェームズ・ラクストンの撮影も全篇を通じて第一級の充実ぶりを誇る。キキ・レインとステファン・ジェームズが登場する巻頭シーンの息を呑むような美しさには「このような黒人の肌の発色はかつて映画で目にしたことがないかもしれない」とまで思わされる。 [review] (3819695) | [投票(2)] |
★4 | 映画のなかで確実に進行するのは、あふれんばかりの恋心を瞳いっぱいにたたえた19歳の娘ティッシュ(キキ・レイン)の初々しい“過去”の恋愛物語だ。その思いを断ち切るようにおとずれた理不尽な“現在”は、誰がどう手を尽くそうが止まったまま一向に動かない。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★3 | ちょっと賞レースに欲を出してしまった映画に感じた。 [review] (プロキオン14) | [投票(1)] |
★5 | 奔流の如くこちらに押し寄せる劇半音楽の中央に立ち、正面を射抜くように容赦ない視線を放つアフリカ系米人たちの何と存在感を誇り、なおも貪欲な意志を露わにして見せることだろうか。ここにいるのはファンキーな道化役でも、主人公に助言を与える相談役でもない。製作者サイドが望む紛れもない主役だ。 [review] (水那岐) | [投票(1)] |
★3 | この作品に高得点を付けない自分が、辛い。もう慣れてしまっているのだ。先々月(2020.5.25)夜路上でまたしても、黒人G.フロイドさんが殺された。しかし今回違ったのは、その一部始終がFacebook動画で全世界へ流れたことだ。 [review] (KEI) | [投票] |
★3 | 何でこんなに凡俗な邦題なのだろうと思っていたら、その通りの内容だった。 [review] (寒山拾得) | [投票] |
★3 | 相変わらず冴える色彩。全編崇高で豊饒なる泰西絵画を見ているようで、この色づくりには感心させられる。テーマも現代と40年前とは相違があるものの、前作とほぼ変わらない。とならば、 [review] (セント) | [投票] |