コメンテータ
ランキング
HELP

AONIさんのコメント: 投票数順

★4七人の侍(1954/日)善人ほど早死にする・・・。 [review][投票(4)]
★4M(1931/独)飛んだ風船が割れる→殺し。最高に怖い連想モンタージュ。警察と犯罪組織の両側から犯人探しが始まり、殺人鬼がいつのまにか逃亡者に変わってくる内容も革新的。[投票(4)]
★5バルカン超特急(1938/英)窓に浮きあがる指で書いた文字!外窓に張り付いた所持品!30年代にして列車サスペンスを極めていたヒッチコック。[投票(4)]
★3グラディエーター(2000/米)アホ坊皇帝にどうやって復讐するのかと思っていたら、最後の展開は熱くなるどころか唖然。 [review][投票(4)]
★5黄金(1948/米)いかさま仕事斡旋業者を二人がかりでボコるシーンは、凄いの一言。同時代のアクションとは一線を画するリアリズムだ。前半の二人の熱い友情が、後半の苛酷な運命を際立たせる。[投票(4)]
★5第三の男(1949/英)この映像とこの音楽とこのキャストと、そしてオーソン・ウェルズが言い放つ、原作にも脚本にもなかったアドリブの名台詞。 「500年のスイスの平和が何を生んだ?鳩時計だけだ。」ストーリーの凡庸さは差し引いても満点を献上。 [review][投票(4)]
★4スター・ウォーズ ジェダイの復讐(1983/米)“ジェダイ”の由来は“時代”劇から来てるそうな。なるほど、かなり浪花節な世界である。[投票(4)]
★4サンセット大通り(1950/米)冒頭いきなり主人公が死んでいる!そこから物語を語っていくんだから、凄い勇気のある脚本。出演者と実像をかなりダブらせているので、そこらへんを知っとくと余計にこの映画のブラックさが味わえます。 [review][投票(4)]
★3マーズ・アタック!(1996/米)J・ニコルソンが大統領役というだけでも十分ブラックな内容。『インデペンデンス・デイ』と同年のハリウッド作品だとは信じられない。大統領の役柄一つを比べても。[投票(4)]
★3地球の静止する日(1951/米)題名からして名作。円盤の前に仁王立ちするロボットの構図が良い。ピラミッドを守るスフィンクスの様だ。[投票(4)]
★5ニュールンベルグ裁判(1961/米)こんな映画を作る気骨が昔のハリウッドにはあった。スタンリー・クレイマーのような反骨プロデューサーはどこに消えた!?現在ではジェリー・ブラッカイマーみたいな奴ばっか。 [review][投票(4)]
★4博奕打ち 総長賭博(1968/日)鶴田浩二が跡目を継げば簡単に収まった話と思う私は、どうも渡世人にはなれそうにない。 裏で糸引く金子信雄の狸ぶりは、『仁義なき戦い』シリーズへと受け継がれたのであろうか。 [review][投票(4)]
★4スローターハウス5(1972/米)この監督が10年後に『カープの世界』を撮る。微妙に納得。 モンタージュ研究には最適な「編集の教科書」的作品。[投票(4)]
★4パピヨン(1973/米=仏)正直、もう逃げるの止めとけよと思いました。[投票(4)]
★4三人の妻への手紙(1949/米)些細な話も、脚本・演出の上手さでこれ程の名作にしてしまう。マンキーウィッツはもっと評価されてもいい心理劇の名手です。[投票(4)]
★3007は二度死ぬ(1967/英)こんなヘンテコ日本世界にも、なんの違和感なくマッチする丹波哲郎。彼には国籍など関係ない。凄い俳優である。[投票(4)]
★4恐怖の報酬(1952/仏)ほとんど徐行なのにハラハラする乗り物映画。 向こう見ずで貪欲な若者と、年を取り経験を積み度胸を失った初老の男。目上の者に対する尊敬が軽蔑に変わる瞬間。年齢ギャップがある二人をコンビにしたことで生まれる良質のドラマ。[投票(4)]
★3ミッシング(2024/日)半狂乱の石原さとみに対して、感情を抑えて自分はなんとか冷静に努めようとする旦那(青木崇高)が、ラスト近くで慟哭する姿には心打たれる。物語はフィクションかもしれないが、被害者なのに誹謗中傷や嫌がらせを受け続ける胸糞悪いエピソードの数々は、実在の事件取材に基づいているものなんだろう。 [review][投票(3)]
★4THE FIRST SLAM DUNK(2022/日)とにかくスポーツ漫画史に残る名試合(高校最強王者・三王工業戦)、あの伝説の「ラスト2分間の攻防」を劇場映画として堪能できたことに大興奮。 [review][投票(3)]
★5新選組始末記(1963/日)「誠」のサムライとは何か? テロリスト達が入り乱れる幕末の京を、縦横無尽に描き出す本多省三の撮影がイイ!あくまで骨太な群像劇に仕上げた星川清司の脚本もイイ!何よりも雷蔵、若山、天知らハードボイルドな男達がイイ![投票(3)]