jollyjokerさんのコメント: 投票数順
トランボ ハリウッドに最も嫌われた男(2015/米) | 今(2016年)だからこそ日本人にも見てほしい。気に入らない対象は徹底的に排除することがタダシイような風潮に疑問を投げかける作品だからだ。家族を思い、仲間を思い、「思想」ではなく「生き方」を貫いたトランボは、映画の裏方として輝くべき存在だ。そして、善き生き方を貫く人の作品は、素晴らしいのだ。 [review] | [投票(3)] | |
ヘイル、シーザー!(2016/米) | ハリウッドの内幕暴露と、宗教の嘘くささを揶揄しながら、コーエンお得意の「わかる人にはわかる」笑いを随所にちりばめてくれた。「誘拐事件」云々というより、兄弟の、映画への偏愛といくつもの作品のオマージュにあふれたお楽しみ作品。 [review] | [投票(3)] | |
ボーダーライン(2015/米) | 善悪のボーダーはどこなのか。国境の向こうの争いは単なる麻薬戦争ではなかった。この争いをロジャー・ディーキンスのカメラは、上空から撮影した乾いたメキシコの町、暗視スコープを通した追跡劇など、迫りくる臨場感で緊張を持続させた。デルトロの重さ(体重ともに)が良い。 | [投票(3)] | |
家族はつらいよ(2016/日) | そういうことか、これ、シリーズ化するんでこの流れにしたのか、見え見えだよ松竹。結構笑ったけどな。夏川結衣はいい! [review] | [投票(3)] | |
トゥルーマン・ショー(1998/米) | アイディアは面白いのに映画としてはつまらない。つくりものである映画の「つくりもの感」がしらじらしいからである。 | [投票(3)] | |
グラディエーター(2000/米) | リドリー・スコットって、表現したい部分を凝縮して映像化するから、見る側が拡大解釈しないと納得できない場合が多い。でも、人間の精神的葛藤描写が薄いから納得できないんだよね、こっちとしては。 [review] | [投票(3)] | |
007 スペクター(2015/米=英) | オープニングの長いワンカット?からグイグイ魅せつけてくれるし、撮影技術と編集のうまさに唸る。さすがのボンドはお約束のエンターテイメントだから安心して楽しめた。ベン・ウィショウがどんどん良くなってる。過去のキャストのチラ見せでファンもうれしいだろう。 [review] | [投票(3)] | |
映画ひつじのショーン バック・トゥ・ザ・ホーム(2015/英=仏) | 通常5分の一話完結ものがどうなるかと思いきや、あるあるキャラ総出の、うれし、たのしい、なつかし、ほろりのハイセンスな娯楽映画!もう大好き! [review] | [投票(3)] | |
ブルージャスミン(2013/米) | キャスティング、プロダクションデザインが圧巻。ジンジャーサリー・ホーキンスとチリボビー・カンナヴァルのダサさも最高!イヤミったらしくないウディ・アレン初めて見た。 [review] | [投票(3)] | |
人生の特等席(2012/米) | クリント・イーストウッド のいつもの「娘への愛と懺悔」。I can't change...それをきっちり吐露したシーンがステキ。 [review] | [投票(3)] | |
どうすればよかったか?(2024/日) | お姉ちゃんの人生はなんだったのか [review] | [投票(2)] | |
コヴェナント 約束の救出(2023/英=スペイン=米) | 今までのガイ・リッチーと違う!文句なしに面白い戦争映画! [review] | [投票(2)] | |
コット、はじまりの夏(2022/アイルランド) | 与えるだけ・受け取るだけでない相互の愛情がここにはあった。 [review] | [投票(2)] | |
秘密の森の、その向こう(2021/仏) | ネリーが体験した数日間は、ネリーが母マリオンへの不信感を払しょくし、母親の悲しさや内面を理解するのに必要なおばあちゃんの家の後片付けだったのだ。 [review] | [投票(2)] | |
レッド・ロケット(2021/米) | 正直すぎるお調子者どもを、ショーン・ベイカーは見捨てない。その視点はカメラワークと同じ、斬新ですがすがしくもある。 [review] | [投票(2)] | |
枯れ葉(2023/フィンランド=独) | 引退を撤回してまで言いたいことがあったカウリスマキ。 [review] | [投票(2)] | |
生きる LIVING(2022/英=日) | 黒澤版では冴えない小役人が、本作ではイギリス紳士然としたキャラクター造詣という違いはあるものの、オリジナルにほぼ忠実なリメイク。 [review] | [投票(2)] | |
シャレード(1963/米) | ファッションには注目だが、好みの問題だがヘプバーンのカマトトぶりがイヤ。むしろ、ウォルター・マッソー、ジョージ・ケネディ、ジェームズ・コバーンの田舎芝居的な面白さが引き立つ。 | [投票(2)] | |
家族(1970/日) | 時折挿入される思い出シーンで秀逸な潮干狩りでの舅と嫁の会話。他人が家族として暮らして行く難しさと愛しさにうたれるのは、お互いをさらけ出しながらも遠慮と信頼があるからだ。 [review] | [投票(2)] | |
ウェンディ&ルーシー(2008/米) | 詳細が描かれていなくても、通りすがりの町でありふれた人がありふれた時を過ごす。たった数日の出来事にドラマを見出して葛藤を探り出すケリー・ライヒャルト(ケリー・ライカートが正式表記?)の演出は見事。 [review] | [投票(2)] |