★5 | 楽しく笑えて面白かった!山田洋次監督の、1970年代の喜劇スタイルだが、今の世相を取り入れるのが抜群にうまいから、今でもふつうに笑える。そして数十年たってもありそうな人情話だから、多分そのときでも笑える。 [review] (シーチキン) | [投票(3)] |
★5 | 細部を隙なくきちんと作ったところよいです。伝統の松竹人情劇 [review] (ぱーこ) | [投票] |
★4 | 新しい革袋に古酒を入れた、いや古い革袋に新酒を入れた、か?よく分からないが、笑えるシーンは色々な小技、ずっこけ音楽と日本喜劇の伝統そのものだ。これを描けるのは、もう山田くらいか?シリーズ化であと2、3本見たいが、山田85歳(31年生)大丈夫だろうか。 (KEI) | [投票(1)] |
★4 | かねてより寅屋のコラボ再現を夢想してた山田が尺に合う面子に巡り合ったということで倍賞の後継として夏川も完全に趣味に合う。老妻の反乱は未遂に終わっても犬の欠伸で済む話。若作りな色気を排した世界では稔侍のベタギャグも心地いい。 (けにろん) | [投票(1)] |
★4 | この作品が企画されたときには、平成が意図的に終わるなんて天皇陛下以外の誰にも思いもよらなかったはずだが、結果として、昭和に『東京物語』があったように平成に『家族はつらいよ』があったと後世の映画史に記録されることになるだろうことに感慨深い。ベタな作風が、ポスト昭和としての平成の時代性を考えさせる。そして二作品の圧倒的な軽重に、ふたつの時代の業を思う。 (ロープブレーク) | [投票] |
★4 | 題材は現代的だが、昭和の香りいっぱいのまさに家族ドラマすなわちホームドラマであります。徹底的に脚本を練り込んだ山田の完璧な映画追及。山田にしては珍しく全く隙がない。東京物語を信望する山田のホームドラマとしての真骨頂そしてその達成感。その思念が俳優陣に届く。 (セント) | [投票] |
★3 | 「さあ、今から笑うぞ」という心構えが肝心。保守主義とは市民に努力を求めるもので、この昭和印の喜劇も観客の「笑い」への積極的な参加を要求する。それさえ了解できれば、あとは山田ブランドに疑問をはさまず伝統芸に身をゆだねるのが、本作の正しい鑑賞法。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(6)] |
★3 | そういうことか、これ、シリーズ化するんでこの流れにしたのか、見え見えだよ松竹。結構笑ったけどな。夏川結衣はいい! [review] (jollyjoker) | [投票(3)] |
★3 | ひょっとしたら、今の日本に一番求められてるジャンルなのかも知れない。 [review] (甘崎庵) | [投票(2)] |
★3 | 何度も言うようだけど、家族の基本単位は夫婦。親子ではない。 [review] (Shrewd Fellow) | [投票(2)] |
★3 | 山田変奏曲第一楽章。公開時、映画館で観賞。<いつの時代にもある物語>を、若い奴が紡ぎ出さないなら俺がやってやると老骨火焔を吐く。☆3.5点。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票(1)] |
★3 | 引用される傑作群に比べればどうしようもなく薄味だが、目指されたのがタイトルバックの回顧趣味に見合った気持ちの良い軽喜劇なのだとすれば、これはこれでいいのだろう。 [review] (寒山拾得) | [投票(1)] |
★3 | 喜劇と言うがどこで笑えばいいのかさっぱりわからない。あの家族会議に偶然居合わせた憲子(蒼井優)の立場、現実なら非常に居心地悪いと思うのだが。 [review] (IN4MATION) | [投票] |
★3 | こんな親父いまどきおらんでって言う山田洋次の妄想家族。平成の世に昭和の家族を演じさせてる。大体妻夫木聡のような年齢のやつが実家住まいせえへんし、あんな夏川結衣のような出来のいい嫁はんもおらんし。また続編作るんやと勘弁してよ。(2017/01/28NKMC) (USIU) | [投票] |