ペンクロフさんのコメント: 投票数順
ノートルダムのせむし男(1939/米) | チャールズ・ロートンは名演だが、モーリーン・オハラがゴツくて美少女エスメラルダ役にはちと厳しい。ほろ苦いラストだがこれは大改変で、原作に比べればこれでもひどく甘い結末なのだ。 [review] | [投票] | |
君よ憤怒の河を渉れ(1976/日) | これほどの底抜け映画とは知らなかった。ジャック・タチ映画みたいな音楽が破壊力高い。佐藤純彌の謎は深まる。 | [投票] | |
ダメ男に復讐する方法(2014/米) | キャメロン・ディアスがいろいろ衰えててもう見ちゃいられない有様。妻役レスリー・マンの怪演フルスイングに救われる。でもあんまり面白くないです。 | [投票] | |
カルテル・ランド(2015/米=メキシコ) | バイオレンスジャックみたいな世界における善悪の混沌。自警団の車両がどこからか狙撃され、監督がカメラ持ったまま車を降りて地面に這いつくばりながら必死で露出とピンをあわせる映像は感動的。 | [投票] | |
バーニング・オーシャン(2016/米) | 実話ディザスター映画は気の毒すぎてなんだか気まずい。 [review] | [投票] | |
パトリオット・デイ(2016/米) | ボストンの爆弾テロ事件は発生から逮捕まで僅か4日、タイトな中に荒事満載という「映画化向き」な事件すぎる。作り手はその利を存分に使ってゴラク映画に仕立てている。そりゃ面白いけどええんだろうか、という気はする。 | [投票] | |
ドッジボール(2004/米) | ベン・スティラーが楽しんでるだけに見えるが、3年後の傑作スポーツコメディ『俺たちフィギュアスケーター』(製作)への過程なのだろう。 | [投票] | |
なんちゃって家族(2014/米) | 『モンスター上司』では惜しくもすれ違いに終わった対戦カード。SNL組ジェイソン・サダイキスもいいが、すでに大御所感を漂わせるジェニファー・アニストンがストリッパー役で奮闘。躊躇なくて偉い。 | [投票] | |
ヘッド・ショット(2016/インドネシア) | いろいろ行き当たりばったりで乗り辛い。リアリスティックで痛そうな擬斗はいいとして、それで何を表現したいのかが弱い。イコ・ウワイスにはそこまで期待したい。あと女医さんがかわいい。 | [投票] | |
オカルト(2008/日) | 通り魔殺人事件を追うドキュメンタリーから、どんどんズレた展開に。宇野祥平演じるネカフェ難民・江野祥平のキャラクター造形がすぐれており、いる! こういうやついる! と思わせられる。黒沢清が意外と大根。 | [投票] | |
コングレス未来学会議(2013/イスラエル=独=ポーランド=ルクセンブルク=仏=ベルギー) | 前半はそれなりに面白いのに、アニメになると非常につまらない。現実を撃つべきなんだ。 | [投票] | |
フェンス(2016/米) | 差別による挫折が次の世代にも影響してゆく負の連鎖。裏庭でアメリカ史やってるんだけど、こういうしょうがないオヤジは昔も今もどこにでもいるので普遍的な話になっちゃったという顛末。 | [投票] | |
炎のグレートコマンド 地獄城の大冒険(1985/スペイン=米) | エログロ暴力、いちばんひどい時の梶原一騎作品に似てる。人間の性、悪なり! | [投票] | |
バーフバリ 王の凱旋(2017/インド) | 前作に続き敵役ラーナー・ダッグバーティ が素晴らしい。新キャラで印象的なのはクンタラ国のヘタレ王子クマラ。強烈な王族たちの中、唯一の普通人で心休まる。 | [投票] | |
バーフバリ 伝説誕生(2015/インド) | ファンタスティック貴種流離譚。敵役・バラーラデーヴァを演じるラーナー・ダッグバーティが素晴らしい面構え。WWEのジンダー・マハルみたいだ。誠実さと遊びを湛えたプラバースの人相と対照的で、古風な物語に真実味を与えている。 | [投票] | |
カンフー・ヨガ(2017/中国=インド) | アジアの鷹シリーズから「財宝は誰のものか」考察を引き継いでいる。例によってユルユル映画ながら、ライオンのくだりとラストには大感動。 | [投票] | |
皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ(2015/伊) | 人間の根っこに在る動機と覚悟を描いて鮮やかだ。この切実さ、逃げ場なき「当事者」性は量産されるアメコミ映画の対極にあるもので、心から支持する。 | [投票] | |
おじいちゃんはデブゴン(2015/中国=香港) | ストーリーが強引かつムチャクチャで何度もガクッとなるのだが、サモ・ハンの国宝級の味わいになんとなく納得させられる。ゲスト出演のツイ・ハーク、ディーン・セキ、カール・マックの三老人はもっと見たかったな。 | [投票] | |
広島仁義 人質奪回作戦(1976/日) | ヤクザ顔の松方弘樹が極道から足を洗い、何をやるのかと思ったら総会屋にジョブチェンジ。カタギという選択肢はないんやね… | [投票] | |
セブン・サイコパス(2012/英) | 前作もそうだがマーティン・マクドナーは特異な才を持つ「おもしろうてやがて悲しき」 語り部。演者が生き生きと楽しそうで、観てるこっちも嬉しくなる。 | [投票] |