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[コメント] 淑女は何を忘れたか(1937/日)
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★41時代が終わったスターが滋味とも言えるオーラを発散するという意味で、この栗島すみ子は『代理戦争』のに匹敵するかも知れない。ルビッチに傾倒する小津が未だ偏固ではない柔軟性を醸した時代の逸品。この夫婦観は割れ鍋に綴じ蓋の至福。 (けにろん)[投票]
★4小津安二郎の倫理。 [review] (3819695)[投票(5)]
★4こんなに些細な夫婦のすれ違いで、映画を一本作ってしまう小津がニクい。題名もまたイイ。 (あちこ)[投票]
★3ポッケに手を突っ込んだ斎藤達雄桑野通子の相似形が美しい (TOMIMORI)[投票(2)]
★3物語は良いんですけど、コメディをコメディとして観られないのが残念。 [review] (甘崎庵)[投票(1)]
★4ギャグでも何でもない日常の瑣末なやりとりで、こんなに笑えるとは。小津の客観的な観察眼と演出力には感服する。登場するほとんどの女性が和服姿なので、桑野通子の洋装がひときわ先進さとお転婆さを引きたてて可愛い。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
★4桑野通子のコートとソフト帽姿が格好良い。有閑婦人たち−栗島すみ子飯田蝶子吉川満子が加わって無駄話をするシーンのやりとりも小津ならでは歯切れのよさ。三人ともいつもながら巧い。またこのラストは実に味わい深い。 [review] (ゑぎ)[投票]
★3ほんと、何も起こらない日常の、ちょっとした隙間の積み重ね、の棘。それにしても、大阪弁のひどさと佐野の巨顔。演技的には、演出に甘さが残るね。まだいつものリズムがない。エチュードと考えればいいのかな。 (セント)[投票]
★4桑野通子がチャーミング。歩き方とかいい。 (coma)[投票]
★2小津作品で初めて退屈してしまった・・。妙に賢い突貫小僧と着飾る飯田蝶子といつ出たかわからない上原謙のせいにしてしまおう。 (AKINDO)[投票]
★3夫と妻の和解の過程は美しささえ感じさせる。 (buzz)[投票(2)]
★3トリックスターな桑野通子が異彩を放ち魅力的。ラストの情景も愛しい。 (muffler&silencer[消音装置])[投票]
★5最後の斎藤達雄がかわいい。 (ぱんな)[投票]
★5小津らしいカラッとした良質のコメディ。田舎者のオバハン役が多い飯田蝶子が、この作品では金持ちの有閑マダムを演じているのも面白い。[ラピュタ阿佐ヶ谷] [review] (Yasu)[投票]
★4陽気なアメリカ・コメディの香り漂う作品。佐野周二の軽妙さをうまく引き出している。斎藤達雄は恐妻家を演じさせたら世界一ではないか。 (ジェリー)[投票(1)]
★4斎藤達雄のボケ方もいいが、桑野通子の不良ぶりも魅力的だ。 (丹下左膳)[投票(1)]