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[コメント] 日本侠客伝(1964/日)
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★4ロールバックの木場の絵〜オープニングシーン、荷車の組の名前〜その組の玄関〜という流れが実に気持ちがいい。ミディアムショット中心で距離感のある画も、落ち着きがあって良い。これ全てマキノの実力。錦之助は出演を渋ったそうだが、さすがにツヤがある。 (KEI)[投票]
★5このジャンルを一挙に立ち上げた東映の経営者魂と企画力は日本映画史の最大の事件の一つだ。儀式と修羅場が絵的に見事なコントラストを作る。マキノ雅弘の手腕は構図、カット、明暗と、すべてを支配統率し最高だ。中村錦之助の参加も素晴らしい。 (ジェリー)[投票(2)]
★3深川の運送業者、木場政組と沖山運送との抗争劇。沖山の社屋のある、開けた場所が何度も出て来るが、このロケーション(オープンセットか)がいい。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
★4俳優がいかにも多過ぎるのだが役割分担はさすがに的確、南田洋子長門裕之のロマンスはじめミヤコ蝶々から大木実まで、脇役のユーモアがそれぞれ決まっているのが大いなる美点。健さんの理想はよく判るものがあった。 [review] (寒山拾得)[投票(1)]
★4池袋新文芸坐で鑑賞。池袋でいうと木場政がBカメラで、沖山がY電機みたいなものかとか、あるいは尖閣における我が国と隣国みたいなものかとか、意外と普遍的なテーマなのかも。 (ばかてつ)[投票(1)]
★4何も目立ったことをしていないのに、いつの間にか夢中になり食い入るように画面を見つめている。このマキノ雅弘の透明感は最早ハワード・ホークスの域に到達している。高倉健を囲む役者陣のまた豪勢なこと! (赤い戦車)[投票(1)]
★4高倉を中心に松方、田村、長門らのキャラ立ちと藤間の気丈ぶりがマキノの秀作『次郎長三国志』シリーズを彷彿とさせる。そんなにぎやかな布陣を背景に、純な意地と情けに揺れる南田洋子の女心や、恩義にのみ生きる中村錦之助の滅びの美学が涙をさそう。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
★3若さに溢れた健さんは後年の「任侠ヤクザ」とは大違い。☆3.7点。 [review] (死ぬまでシネマ)[投票]
★4高倉健かっこいい!しかし他の役者も皆良い。完成度の高い仁侠映画の傑作。 (太陽と戦慄)[投票]
★3狂言廻しの長門裕之の芝居は錚々たる面子の役者陣の中で調和を乱してはいないか?後の邦画界の重鎮たちを前にして、彼は明らかに力不足なのに・・・ (sawa:38)[投票]
★5俳優の動きとセリフに連動して動くカメラがいい。それによって長門裕之は全てのシーンを奪うのであった。 [review] (ハム)[投票(1)]
★5至福とでも言うべき充実感がある。多数の素晴らしい役者たちがジオラマのように配置されたミディアムショットの安定感にはため息しか出ない。健さんが良いのは当然だが予想外の錦之介のニヒリズムには心底泣いた。 (けにろん)[投票(2)]
★4悲劇的人生の中で見せる満面の笑み。これが好きなんだな。長門裕之・南田洋子の掛け合いなんか最高です。 (町田)[投票(2)]
★3錦之助の影が悲しいほどに薄い。いてもいなくても同じような気がする。 (マッツァ)[投票]
★3フニャモラの僕でも、アニキを慕う輪に加わり共に汗を流したいと、そう思ったよ。 [review] (たかやまひろふみ)[投票(1)]
★4これこそ純粋な日本の任侠映画。今の世にこういう男たちはいるのだろうか? (タモリ)[投票(1)]