★4 | 本作を見た後、谷崎の原作「蘆刈」を読んだ(青空文庫のサイトでPDFファイルを取り込み、スマートフォンで)。結果、本作で描かれている、お遊−田中絹代、お静−乙羽信子、慎之助−堀雄二の、異常な三角関係は、大枠で谷崎の創作通りだった。 [review] (ゑぎ) | [投票] |
★4 | クレジット・暗転を除いた総ショット数は142前後といったところか。本作の長回しを見ていて気づいたが、フレーム内フレームから別のフレーム内フレームへと侵入・脱出させるような人物の動かし方が特徴的。他の溝口作品ではどうだったであろうか。一度検証してみたい。 (赤い戦車) | [投票] |
★3 | ミゾグチの不調期とは要するに物資不足とイコールではなかったのだろうか。カットの性急な呼吸は戦前の傑作群から後退甚だしく、残念。『西鶴一代女』のたっぷり感まであと半歩。 [review] (寒山拾得) | [投票] |
★3 | 二人とも遠慮しておきたいタイプだから最後まで乗れず。
(TOMIMORI) | [投票] |
★3 | 溝口健二にしては非常に覚束ない、地に足ついていない印象の作品。 [review] (づん) | [投票(1)] |
★3 | ぼく東綺譚の永井荷風だったから両方と付き合ってると思う。 [review] (氷野晴郎) | [投票] |
★3 | イケズお姉さん全開。しかも無意識。 [review] (きわ) | [投票] |
★4 | この映画で初めて田中絹代を綺麗だと思った。 [review] (3WA.C) | [投票] |
★2 | 失敗作。自らのサディスト性にもマゾヒスト性にも自覚ないまま異様なシチュエーションに突き進む3人の演技によって、もし、本作がアンチ・リアリズム作品として見えてくれればこの映画は成功だったはずだが、残念ながらリアリズム欠如にしか見えなかった。 [review] (ジェリー) | [投票(1)] |
★5 | 宮川一夫のカメラワークが壮絶なまでに見事。
それにしても、恋愛とは本当に不可解ですな。 [review] (ちわわ) | [投票(1)] |
★3 | 冒頭宮川一夫撮影のあまりにまぶしい日の光に目が眩む。しかし、抑揚のないスローな展開に気が萎えてしまう。完璧主義者溝口とは思えぬセットのテキトーさは一見の価値あり。 (AKINDO) | [投票] |
★3 | 『お遊さま』がイタイケな乙女と男を嬲(なぶ)る嬲る!!谷崎文学の変態性がフル全開の前半部に見所が満載!後半は・・・・・汽車が見所? [review] (ボイス母) | [投票(1)] |
★4 | お月さま [review] (町田) | [投票(3)] |
★3 | 田中絹代はキレイだけどミスキャスト。年増の色香は木暮の方が適役。でも溝口監督の作品はキャビネでさえもさばらしい構図をしめしている。すぎょい!乙羽さんも役柄がおとなしすぎ。従来の溝口調からいうと、男をとりあわなきゃ。映画会社に脚本いじられた模様。 (入江たか男) | [投票] |
★4 | 溝口健二は女性の描写に長けていると思っていたが、実は男性の想いも見事に表現することができる監督だった。この作品を観てそう実感。[シブヤ・シネマ・ソサエティ] (Yasu) | [投票(1)] |
★3 | 現在では考えられないほどの奥ゆかしい日本女性像が描かれている。昔の映画だけあって、出演者たちの体が着物に馴染んでおり、身のこなしを見ているだけでも楽しかった。 (R.M.) | [投票] |