★4 | ポルノを成立させるのはポルノを拒む矛盾の運動である。客の回転率を上げるために経済合理性を追求する技術志向は、愛が器質による実証なしには成立しないと確信する男の物化論に危険なほど近づいている。 [review] (disjunctive) | [投票(1)] |
★4 | 後は何してもいいんだろと万歳事件まで語る神代に好感度大。このメディア利用はジョン・レノンと同時代のスタンスだ。 [review] (寒山拾得) | [投票] |
★3 | 宮下と江角の密室でのからみは圧倒的ではあるが、一方で粟津の挿話が全然面白くない。大正の世相をスチールで挿入した近代史観へのアプローチは上滑りで何の感慨も覚えなかった。絵沢にどやされてピーヒョロと自己研鑽する明香が笑える。 (けにろん) | [投票] |
★4 | 敢えて言おう・・・ [review] (ヒエロ) | [投票(2)] |
★2 | 日活ロマンポルノの中でも、特に傑作と名高い作品だから期待し過ぎたか?芸術してるとこと、滑稽な所が融合してて、見るべき所はそれなりにあるが、とにかく眠たくてしょうがない。「だから、何だよ?」って感じ。宮下順子は、やっぱ和服の方が似合う。['07.12.29ラピュタ阿佐ヶ谷] (直人) | [投票(1)] |
★4 | 寝苦しい熱帯夜、汗でベットリとした自分の首筋を触る感覚。指先に残るこの感覚が、この映画の中に生きている。ネットリとした質感表現、そして濃密な雰囲気。これらの尺度を敢えて“湿度”と言い換えるなら、この作品は邦画史上、最も“湿度”が高い映画だ! (リヤン) | [投票(1)] |
★3 | 襖の裏張りにされるような(反古のような)B級ポルノという意味の題名なのに、妙にクソ真面目。近代日本の歩みと重ね合わすのもとってつけたようだ。もっと下らない話を観たかったが。 (淑) | [投票(1)] |
★4 | 宮下順子の醸し出すものはまさに艶技である。AVが氾濫する現代に、成人映画における演技とはまさにこれだと示してくれる。AV「女優」とポルノ「女優」の格差をまざまざと見せつけられる思い。当時はAVはなかったから比較対象ができなかっただけで、見直すとスゴさがわかる。点は彼女に。 (tkcrows) | [投票(1)] |
★3 | この作品から何かを読み取ろうとする事に疲れた。永井荷風というブランドでポルノをエロスと言い換えた当時の知識人も哀れ也。もちろん、宮下順子の濡れ場は絶品です。 (sawa:38) | [投票(1)] |
★4 | 宮下順子のすげえ色っぽさ。芹明香の若さ可愛さ(「お前は顔が良くない」って云われるけど)。最高に実験的な映像。5分くらいある長回しにビビる。タイポグラフィはゴダールへの喧嘩売り。 [review] (バーボンボンバー) | [投票] |
★5 | 愛が前提の性行為だけが正当だとか、貧困が性の奴隷を作る、などと言う幻想は純粋な肉体の欲求の前では何の意味も持たない。制度の下に隠蔽されている「本来のSEXと人間」を、神代辰巳が宮下順子の肉体を使ってスクリーン上に再現してみせた。 (ぽんしゅう) | [投票] |
★4 | 宮下順子の美しさにため息。気持ちいいことを素直に表現するとこんなにも美しいものなのね。。。
(picolax) | [投票] |
★4 | 宮下さんの合間に挿入されるブスとオバハンの裸に興奮させられ自分が解らなくなった。 (町田) | [投票(2)] |
★4 | 永井(谷崎も。)の伏字的エロスの世界を描くには、60,70年代の抑圧されたエロス画面の方が良く合う。映倫バンザイ。 (りかちゅ) | [投票(5)] |
★5 | 神代作品には「ポルノ」の枠を超えた中毒性の変なエネルギーがいっぱいいっぱいつまっていて、悪い注射みたいに病み付きになってしまう。そういえば・・・ [review] (worianne) | [投票(4)] |
★2 | 原作以上に永井文学に忠実な映画。でも、それで? (_) | [投票(1)] |