[コメント] フレンチ・コネクション(1971/米)
ラストの昼間なのに暗闇のような廃墟。映画なのに現実の様な気がした錯覚。小学生の頃、両親が留守のときこっそり観た昼のテレビの罪悪感と興奮。まるで白昼夢のように今でもそのときの感覚は覚えている。
今でもそのときの興奮は忘れられない。
昼間のテレビ映画は現実の世界は動いているのに自分ひとりだけその映画の時間の中にいて妙な時間感覚になる。現実の時間が止まっている様な。夜観る映画はそうでもないのに。
また「テレビ」映画というのが危ない。観ようとする「意思」がなく、偶然を装って自分の心の中に入ってくる。
昼間のテレビ映画は危険です。
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