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セントさんのコメント: 点数順

★4相棒 劇場版II 警視庁占拠!特命係の一番長い夜(2010/日)最初の中国船爆破のシーンのしょぼさに、やれやれ通常の娯楽作品かなあと思ったが、とんでもないものすごい快作だった。テレビシリーズの映画版がこれほど質が高いということの意味を考えてしまうほどレベルが高く驚いた。 [review][投票(3)]
★4ナイト&デイ(2010/米)アクションの常識を今でも覆そうと映画の楽しみというものを徹底的に考えた作品です。冒頭からそれは感じられる。なんと普通の旅客機なのに、、 [review][投票(3)]
★4冷たい雨に撃て、約束の銃弾を(2009/香港=仏)題名が少々気恥ずかしく、チケットを買う時に苦労したが、それにしても相変わらずこのスタイリッシュな男気、映像を見せられては、恥ずかしくもにんまりしてしまう自分に気づく。 [review][投票(3)]
★4シャーロック・ホームズ(2009/米)何を隠そう僕はガイ・リッチーの映像、センスのある映画作り等などとても気に入っており、大ファンである。と言っても『リボルバー』一本しか見ていないのだが、、。 [review][投票(3)]
★4パレード(2010/日)ルームシェア、しかも4人も2LDKで暮らす若者の日常。その光景は、結構面白かった。会話がやはり今風で新しく、あの、うわべだけの会話を共有し得る怠惰な空間というのはいかにも現代的である。 [review][投票(3)]
★4カティンの森(2007/ポーランド)ファーストシーン、鉄橋の上でソ連およびドイツから逃げてきた人たちが滞留してしまう混乱。この国はどこが我が国なのだ、という悲痛な思いがこの1シーンに象徴される。この鉄橋そのものがポーランドなのだ。 [review][投票(3)]
★4誰がため(2008/デンマーク=チェコ=独)ナチスに抵抗するレジスタンスもの、と言えば今までかなりの佳作があった。でもこの映画、ちょっと毛色が違います。レジスタンスを支援する国民の顔が見えて来ないのだ。 [review][投票(3)]
★4のだめカンタービレ 最終楽章 前編(2009/日)原作もテレビも未見の吾輩が満席の1席を争うなんて、真ののだめファンに申し訳なかったが、時間つぶしで見たつもりだった僕の、スクリーンと眼の直線距離が徐々に縮まっていくのを、 [review][投票(3)]
★4カールじいさんの空飛ぶ家(2009/米)冒頭の絵コンテの美しさは比肩するものがないです。しかし、明らかに大人しかも老年世代を意識した映画作り。ディズニー映画で童心に戻らなくても見られる映画があるということにまず僕は驚いてしまう。 [review][投票(3)]
★4いけちゃんとぼく(2009/日)もうすっかり忘れ去っている子供のこころを、大人が大切に織物を紡ぐようにじっくり描いているのですっかりその世界にはまってしまった自分を見る。 [review][投票(3)]
★4天使と悪魔(2009/米)前作『ダヴィンチ・コード』の、あの謎解きの面白さにつられ今回も見てしまいました。でも今回は製作側の作戦が周到というか、まず完全ワトスン役の実力派アイェレット・ゾラーを色添えにし脇を固める。(オドレイ・トトゥに較べると随分色が地味目だが、、) [review][投票(3)]
★4レイチェルの結婚(2008/米)アメリカ映画では珍しいホームドラマだ。姉の結婚式に戻って来る招かれざる客という存在の妹。この家庭にほとほと疲れたのか嫌々式にだけ戻ってくる元母親。そしていい娘役を演じていた姉もこの家から旅立とうと(逃げ去ろうと)している、、。 [review][投票(3)]
★4スラムドッグ$ミリオネア(2008/英)映像がダイナミック。構図が優れているし、クローズアップの連続も面白い。激動の時代、世相、心理を表すのに十分な脇固めが出来ている。全体の映像の配分も計算されすぎているぐらい巧妙だ。だが、、、 [review][投票(3)]
★4ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008/米)3時間弱の長尺だがまあ退屈せずに見られる。さすが、フィンチャーの新作。まともに演出するとこうなるんですな。映画を見ているだけでは彼の今までの毒性は出ていない。むしろ大河系名作に挑戦し演出だけでも相当だというアピールをしたかったのかなあ。 [review][投票(3)]
★4永遠のこどもたち(2007/スペイン=メキシコ)暗鬱でそれでいて凝縮した演出で、この映画、ホラー映画なんでしょうが、何か格の高い極みにもっていく人間への憧憬とたゆまない愛が映像のあちらこちらで感じられる。 [review][投票(3)]
★4ワールド・オブ・ライズ(2008/米)今や世界的なテロで日常を危機感につのらされている9.11以降のCIAとテロ集団との戦いを、かなり切り込んだ脚本と鮮烈な演出で一現代を炙り出すことに成功している。 [review][投票(3)]
★4赤い文化住宅の初子(2007/日)昔だったらゴマンとあった貧乏映画が現代では逆光のようにまばゆいから不思議です。東亜優が現実を静かに受け入れていく姿勢が感動を呼ぶのかなあ。 [review][投票(3)]
★4落下の王国(2006/インド=米=英)ピアノの詩人って言葉があるけれど、ターセムはまさに映画の詩人と言えるだろう。だって、映画って映像で描いていくいわば映像感覚の世界でしょう。その映像で伝えたいことをスケッチしていくというのは意外と難しいのだ。 [review][投票(3)]
★4しあわせのかおり 幸福的馨香(2008/日)いい映画です。こういう映画は見る方が気持ちをしゃんとして、少々余裕のある時に見たほうがいいと思えます。映像から何か、映画愛を感じるようなそんな素晴らしい映画です。 [review][投票(3)]
★4P.S.アイラヴユー(2007/米)導入部が新婚らしい夫婦喧嘩。やっと仲直りして次のカットは、と、、。夫の死後何回目かの偲ぶパーティ。この展開は切れていてうまい。通常のドラマであれば新婚の夫婦喧嘩をするまでで1本の映画と成すが、その後から始まるのがいい。うまい。 [review][投票(3)]