ジョー・チップさんのコメント: 投票数順
ゴジラ(1954/日) | ゴジラに関わった人々が「具体的に」不幸になっていくという情け容赦のない演出と脚本。 [review] | [投票(27)] | |
宇宙戦争(2005/米) | 現代のアメリカ人に『シンドラーのリスト』を体感させるシミュレーション映画。監督が真にやりたいことはこういうことだったのか? [review] | [投票(25)] | |
惑星ソラリス(1972/露) | 『ストーカー』に出てくる「ヤマアラシ」についての話で、私の今までの「ソラリス」の解釈が間違っていたらしい、ことに気づきました。 [review] | [投票(24)] | |
キル・ビル Vol.2(2004/米) | この映画を語るとき、なぜか言及されないロバート・リチャードソン(『JFK』でアカデミー撮影賞)の仕事ぶり。監督の無茶な要求をすべてクリアした上で上質の映像を提供した。その苦労を思うと泣けてきます。 [review] | [投票(23)] | |
仁義なき戦い(1973/日) | トップの欲望、都合、尻ぬぐいのために次々とあっけなく犬死していく若者たち。この映画の状況が先の戦争を暗示しているのは明らかだが、「戦争が終わっても日本はちっとも変わってないじゃないか!」という深作監督の怒りが全編に渡って伝わってくる。 [review] | [投票(23)] | |
ガメラ2 レギオン襲来(1996/日) | 東宝特撮映画によく登場する博士(怪現象を解説してくれる、いわゆる科学の権威)がこの映画には存在しない。にも関わらず、怪獣映画史上もっとも複雑な生態を持つレギオンに説得力を持たせたスタッフに脱帽。 [review] | [投票(22)] | |
少林サッカー(2001/香港) | しょせんCGでしょ?という言葉はこの映画の場合通用しません。人間ができないことをCGが補完するのではなく、CGがつくる破天荒な映像に人間の肉体が食らいついていく。映画の限界、人間の限界に挑むためのCG映像なのである。 | [投票(19)] | |
日本沈没(1973/日) | 「東京の人口は、キミィ!」「門を開けてください!」「なにもせんほうが いい?」「問題の本質は、キミィ!1億一千万の人間の数だよ!」「10万がだめなら1万でもいい!1万がだめなら千人でもいい!いやひとりだっていい!」スーパー総理丹波哲郎が大噴火。 [review] | [投票(18)] | |
ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃(2001/日) | 観たかキャメロン(『トゥルーライズ』)、スピルバーグ(『太陽の帝国』)! これが本当の(!)キノコ雲だ!(涙) [review] | [投票(18)] | |
座頭市(2003/日) | ストーリー自体は安心して観ていられる部類の無難なものに仕立てられているが、そうであるほど座頭市の快楽殺人鬼ぶりが際立っていくという逆説。 [review] | [投票(17)] | |
ゼイリブ(1988/米) | 街中でTVを眺めながら主人公は空しい笑みを浮かべてつぶやく、「こんなことだろうと思った・・・」 [review] | [投票(17)] | |
ゴジラ FINAL WARS(2004/日) | 子供には怪獣バトル、お父さんには太もも、女性には松岡、格闘技ファンにはドン・フライ、オタクには昭和の東宝特撮への目配せ、と全方位娯楽映画を目指しているのには(もっと独善的なものを想像していたので)びっくり。しかしこの映画は昭和ゴジラを超えたか? [review] | [投票(16)] | |
マトリックス リローデッド(2003/米) | 青臭い宗教談義→カンフー→青臭い哲学談義→カンフー→青臭い・・以下同文。そんな感じっす。キーメイカーさんが良い。 | [投票(16)] | |
モンスターズ・インク(2001/米) | すごかったなあ、あの『どこでもドア』工場。しかし余計なお世話かもしれないが [review] | [投票(16)] | |
プライベート・ライアン(1998/米) | 公開当時はすごい傑作と思ったものだが・・・今見ると?。反戦とも好戦とも見える玉虫色(死語)の映画。 [review] | [投票(16)] | |
ダイ・ハード2(1990/米) | この映画、間違っとる。 [review] | [投票(16)] | |
太陽を盗んだ男(1979/日) | ストーリー展開に無理がある、って批判されちゃ何にも言えませんが、誰が何と言おうと傑作です。原爆奪還の方法はいいかげんでも原爆製造方法はリアルに見せる。それがこの映画の思想です! | [投票(16)] | |
ターミネーター3(2003/米) | T1は奢れる文明に対する警鐘、というSFの基本パターンに則った70年代映画だった。そんな全世紀の遺物を21世紀にまで持ちこんだこの映画は称賛に値する。 [review] | [投票(15)] | |
空の大怪獣 ラドン(1956/日) | まず博多市の実写が写って、次の瞬間、同じ場所、同じアングルのミニチュアに切り替わり、そこをラドンが急襲!特撮陣の自信の程がうかがえる。とにかく破片が細かい! [review] | [投票(15)] | |
トゥモロー・ワールド(2006/米) | アンドレイ・タルコフスキーが「黙示録はすでに始まっているんです。」というようなことを発言したことがあるが、この映画を観て震撼するのは、荒唐無稽な設定にも関わらず、どう見てもこれは未来の話じゃない・・・とほぼ本能的に感じ取ってしまうところだ。 [review] | [投票(14)] |