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クワドラASさんのコメント: 点数順

★4レナードの朝(1990/米)「レナードの朝」は「セイヤー医師の朝」でもあり、患者を助ける医師が患者によって「人として」の何かを掴む。この一か八かのような投薬治療による奇跡、病状が全く悪い方向に転ぶ可能性だってあった事を考えれば、両者にとってこの短くも儚い対話、すこぶるハッピーな人生の1ページだったと捉えたい。[投票(1)]
★4シルミド/SILMIDO(2003/韓国)史実としては特別興味は沸かないが、身分を闇に葬られ社会に存在する事を許されない幽霊達の強烈な存在感・鉾先は変われど一本筋の入った男気。クライマックスが押し寄せるに連れこっちの血圧も急上昇(勿論計ってはいないが)。みえみえながら「キャンディーポロリ」がまた泣かせる。[投票(1)]
★4ザ・ドライバー(1978/米)クールなカーチェイスもさることながら、あくまで寡黙にハンドルを握る主人公・それを執拗に追うどこかエキセントリックな刑事・そして人生見透かしたかの様な女。全篇スタイリッシュな映像に抑えた演出が心地いい。クラッシュした車が一台も炎上しないのが渋いね。[投票(1)]
★4必死の逃亡者(1955/米)犯人側人質側を問わず「もし自分がこの立場だったらどうするか」。自然とこの様に考えさせてくれる映画は好き。この作品もまさにそれ。オーソドックスだが緊張感を損なわない密室劇、そして現代では失われつつある父権を見事に揺るぎないものとして描いた気持ちの良い逸品だ。ラストが何ともいいね。[投票(1)]
★4ファントム・オブ・パラダイス(1974/米)キッチュでサイケな映像と音楽の融合が素晴らしい。ムッシュ・スワン・かまやつ、後にルパン三世で復活を遂げたのか?全編、特に山場での異常なテンションはホラー趣味も混じってかなりきますね。[投票(1)]
★4ナイトホークス(1981/米)70年代スタイルがまだ色濃く残るポリスアクションだが、エマーソンの音楽が意外と作風を独特のものにしている。ベトナム帰りという「ランボー」一歩手前のスタローンと、「ブレードランナー」一歩手前のハウアーの切れ味、ラストもバッチリ決めた(?)[投票(1)]
★4NARC(2002/米=カナダ)「トレーニング・デイ」を思わせる硬質のバディ・ムービー。話の展開や緊迫感はやや劣るが、二人の人物への同調のしやすさはこっちが上回る。 [review][投票(1)]
★4ザ・チャイルド(1976/スペイン)やかましい祭り場面からひっそりとした島の町への対照的な舞台転換が巧いし、子供達の実態が明らかになる迄のサスペンスの盛り上げ方もいいね。とにかく無邪気な笑顔・笑い声が怖さを引き立てる。[投票(1)]
★4グラスハウス(2001/米)サスペンス・ミステリーとしては捻りが足りないものの、リリー・ソビエスキーとダイアン・レインの新旧美女鑑賞、透明感ゆらめくグラス・ハウスの佇まいが妙に気に入った。[投票(1)]
★4アメリカン・ナイトメア(2000/英=米)なるほどトム・サビーニが偉大な訳だ。ジョン・ランディスのハイテンションがグッド!今時の若いホラー監督が出せない重々しさがよくわかる。[投票(1)]
★4デモンズ2(1986/伊)1よりこっち。舞台が広まったぶん、逃げ場所も色々あってワクワクする。[投票(1)]
★4リーサル・ウェポン4(1998/米)しかし、相変わらず狙われるマータフの「家」に同情せざるを得ない。で、ストーリーに関係ない、冒頭の目的不明なファイヤーマンとの対決が結構面白かったりする。アクションはジェット・リーも加わりシリーズ1の完成度かな。 [review][投票(1)]
★4K−19(2002/米=英=独)「クリムゾン・タイド」同様、トップ2の対立を中心に緊張感途切れず。実戦が無い代わりに、放射能の脅威をうまく使い、狭い艦内での孤立感を描いている。 [review][投票(1)]
★4サイン(2002/米)いいねこれ [review][投票(1)]
★4インフェルノ(1980/米)ただ人が殺されていくだけで一向に謎は解明されないのだが、キース・エマーソンの音楽とサスペリア仕込みの原色ライティング、そして迷宮の様なアパート内で悪夢的世界に浸れた。それだけで充分満足。 [review][投票(1)]
★4地獄の門(1980/伊)「サンゲリア」よりもだいぶ陰鬱で怪奇ムードも強まり、グロ描写とのマッチングも意外な程いい。テレポーテーションするゾンビっていうのも厄介だ。そしてラストの唐突な意味不明さ、好きです。音楽も良し。[投票(1)]
★4JUNK・死霊狩り(2000/日)CGを多用しないゴア描写はまさに80年代テイストで、和製スプラッタの面目躍如。序盤の強盗シーンから何やら期待させてくれ、廃工場の雰囲気もまずまず。スーパー過ぎないヒロイン・嶋村かおりもいい。若干、ゾンビの食欲不足が不満だが、ここは4点だ。[投票(1)]
★4サルート・オブ・ザ・ジャガー(1988/豪=米)自らの肉体を酷使し血みどろになりながらも戦い続けることによってアイデンティティーを保つジャガー達がカッコイイし羨ましく思う。だがその反面、それにしか光を見出せないこの未来世界の彼らを哀しくも思う。単なるアクションものではなく意外と奥が深い[投票(1)]
★4リトルトウキョー殺人課(1991/米)剛のドルフ・ラングレン・柔のブランドン・リー、「あんたらほんとに刑事か?」っ位ビシバシ殺っちゃってます。これでもかの日本文化の描写が逆に爽快ですらあり、最後までその勢いは衰えない。ほんと笑えるよこれ[投票(1)]
★4イレイザーヘッド(1977/米)恐竜人間のような赤ちゃんの奇声(泣き声やら笑い声)が小憎らしく、全編通して響き渡る音(嵐のような、モーターのような、洗濯機のような音)が心地よい。そしてこの笑える不条理さ、絶品です。[投票(1)]