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クワドラASさんのコメント: 点数順

★4ウィッカーマン(1973/英)遂に観た。一人の警部補が行方不明者を捜査するという名目で、実はこの謎に満ちた奇怪な島を回遊する。いや、我々も一緒にさせられるんだな。お見事としか言いようがない。ギリギリで正気を保っているように見せかけて、とんでもなく狂気なんだからもう手に負えない。燃え盛るウイッカーマンの神々しさ、音楽・風景も印象深かった。[投票(1)]
★4アメリカン・ジゴロ(1980/米)ブロンディの歌が重なる軽快なオープニングから、ニヒルな出で立ちで熟女キラーぶりを存分に発揮する前半。でも個人的に好きなのは後半の堕ちっぷり。本当に窮地に立った時、今まで見えなかったものが見えてくる。ハっと気付くんですね。ミステリーとしてはイマイチだが、主人公に好感持てるし、物静かな雰囲気も悪くないね。[投票(1)]
★4サタデー・ナイト・フィーバー(1977/米)ビー・ジーズのディスコ・サウンドとトラボルタのしなやかなダンスの強力タッグが最高なのは勿論だが、それ以外の日常生活で恋に仕事に家族に仲間達にと一筋縄ではいかない悶々としたところに「さあ、今日は土曜だ!恋のナイトフィーバー!」を持ってくるから尚更その落差というか弾けぶりが快感! [review][投票(1)]
★4見えない恐怖(1971/英)主人公は「それ」が見えない、でも我々鑑賞者は「それ」が見えてる。このギャップというかもどかしさを見事なまでにスリリングに画面展開させている。序盤で前もって屋敷の内部配置を認識させているのが中盤で大いに生きて効果絶大。 [review][投票(1)]
★4パニック・イン・スタジアム(1976/米)前半の淡々とした展開から、SWAT登場により一気にVSモード突入。誰を?何の目的で?と一切謎の狙撃犯・試合中継のアナウンスがこだまするスタジアム・熱狂する観客達。ラスト30分のパニック&緊迫ぶりは決して大袈裟に見せず現実味がある。しかしSWATもうちょいガンバレ!宙ぶらり〜んじゃ恰好つかないぞ! [review][投票(1)]
★4ファイブ・イージー・ピーセス(1970/米)美人じゃないがカレン・ブラックの愛らしさにはどこか惹かれてしまう。じゃあ彼女を冷たくあしらうニコルソンに共感できないかというとそうでもない。 [review][投票(1)]
★4フライト・オブ・フェニックス(2004/米)猛烈な砂嵐発生〜決死の不時着までのパワフルな描写でつかみはバッチリ。10人位いる登場人物も手際良く見せて「この人誰だっけ?」感もない。話としてはストレートな脱出劇だが、結構シビアな部分もあるのでラストの爽快感は充分あると言っていい。オリジナルを是非観たくなった。 [review][投票(1)]
★4必殺!(1984/日)リアルタイムでは「必殺仕事人3」世代の俺としては、このメンバーが一番馴染み深い。やっぱ三味線屋親子がいると画面が引き締まるね。ユルさとハードさのバランスが非常に良く、役立たずな助っ人仕事人も笑わせてくれる。そしてクライマックスではTV版にさらに輪をかけショーアップされた仕事っぷりを存分に楽しめる。[投票(1)]
★4コラテラル(2004/米)ストーリー展開は二の次三の次。夜のロスをとにもかくにも疾走する二人を映し出す映像、そして音楽が心地いい。特にクラブのシーンは好み。でもそれだけじゃない。 [review][投票(1)]
★4夜がまた来る(1994/日)反則スレスレで若干間延びしたラストがちょっと不満だが、それでも夜・闇・光に彩られた石井ワールドを充分満喫できる。特に、売り飛ばされた名美を連れ戻しに売春スナックへやって来る村木の主観で捉えた映像は場末の妖しいムードも相まって出色。根津甚八は根っからのワルよりもちょっとワルさのあるいい奴の方が断然似合う。[投票(1)]
★4配達されない三通の手紙(1979/日)上質のミステリーであり、愛憎絡む人間ドラマとしても見応えがあるね。特に金持ちの令嬢にピッタリという感じの栗原小巻が女の弱さ・強さを垣間見せて素晴らしい。ボブ君の存在も本作の面白さに十分寄与していた。ラストはそれぞれの思いが交錯してちょっぴり悲しさもあるが、それ以上に、貫かれた愛情のほうに深い余韻が残る。[投票(1)]
★4マーダー・ライド・ショー(2003/米)予想に反してギャグや笑わせが無いのが好感触。「悪魔のいけにえ」をベースにドライヴ感抜群で「ファントム・オブ・パラダイス」もちょっと入ってる感じ。今風の映像で猟奇色はちょっと物足りないが、シド・ヘイグにカレン・ブラックの怪演はもちろん、あの高笑い半ケツビッチが気に入った。続編も期待できるぞ。[投票(1)]
★4ボクサー(1977/日)ボクシング映画としては予定調和に収まりながらも、ドス声菅原文太と手負いの黒豹のような清水健太郎の二人三脚男気物語に素直にシビレた。港付近での延々と続く練習風景は「女入るべからず」なハードさが漂い、何処へ離散していく周囲の人々(犬も)が、よりリングの二人を際立たせた。[投票(1)]
★4遊びの時間は終らない(1991/日)冷静にツっこめばいくらでもツっこめるが、現実味を無視して警察組織の不甲斐なさをブラックな笑いで浮かび上がらせる。ノれない人はとことんノれない可能性もあるが、俺はニヤニヤしっ放し。特に、本部長の死に様?は最高だ。極端に言えば、一滴の血も流さない凶悪犯罪映画とも。[投票(1)]
★4エイリアンVS.プレデター(2004/米=独=カナダ=チェコ)対決させる為の多少強引な舞台設定も全く気にならず。いや、気にしちゃいけない。ここは素直に一世を風靡した人間ハンター2大キャラの威信を賭けたバトルを楽しむが吉。 [review][投票(1)]
★4ボディ・ターゲット(1993/米)いいねー、超人的じゃないバン・ダムも(それでも全然強いが・・・)。同じ「ターゲット」でも「ハード・ターゲット」とはガラリと趣が異なるヒューマンタッチな作品。未亡人・子供との心のふれあい、そしてしんみりさせつつもそれが最善の選択だと思わせる男意気なラストに拍手。[投票(1)]
★4ハード・ターゲット(1993/米)ヒロインに全く魅力が無いのを除けば、マン・ハンティング武装集団との攻防は理屈抜きに燃える。気のいい弓矢オヤジのサポートぶりがいいアクセントになってるし、L・ヘンリクセンの冷酷な悪人キャラも板についている。ジョン・ウーの味濃いめ油多めな演出が麺太めのバン・ダムに旨く絡んだ一品。[投票(1)]
★4ソウ SAW(2004/米)犯人の動機は甚だしく軽いが、娘さんの動悸は途轍もなく激しい。そしてD・グローバー、今回は相棒に恵まれなかったらしいな。 [review][投票(1)]
★4未知空間の恐怖 光る眼(1960/英)シンプルな構成と無名俳優(俺が知らないだけか?)の起用、そしてモノクロ映像による殺伐としたムードがある分、カラーリメイク版より恐怖映画としての資質は上。冒頭の、人を含め機能停止する村の描写は、得体の知れない何かを感じさせる事に十分成功してる。[投票(1)]
★4東京原発(2002/日)プルトニウムの恐怖・危険性をデータ中心に見せつけ、原発の実情・将来の展望等をブラックユーモアを交えつつ問題提起した結果、都会人・知識人の驕りがくっきり浮き彫りにされる。しかし、何故かロシア人のような出で立ちでチェルノブイリの悲惨さを説くあの教授・・・ [review][投票(1)]