コメンテータ
ランキング
HELP

ゑぎさんのコメント: 点数順

★3魔女がいっぱい(2020/米)主人公の少年を励ますお祖母さん、オクタヴィア・スペンサーの場面がいいなぁ。モータウンサウンドとダンス、コーンブレッドがメッチャ美味しそう。屋内の光の表現も美しい。本作も、ゼメキス+ドン・バージェスのコンビ作。全く安心して見ていられる品質だ。 [review][投票(1)]
★3グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997/米)私は映画の感想を書く際に、できる限り脚本に言及したくないと考えている。理由は単純で、完成した映画を見るだけの観客には、脚本の実態は、ほゞ不明だからだ。脚本(シナリオ)という言葉さえできるだけ使わないで「プリプロダクションの設計」等という言葉に置き換える。 [review][投票(1)]
★3激動の昭和史 軍閥(1970/日)沢山の実在の人物(なぜか仮の名前にしている人物も多い)が登場する大群像劇だが、概ね小林桂樹演じる東條英機の映画と云っていい。昭和天皇はほとんど後ろ姿か遠景のカットで、演じる中村又五郎の顔がはっきり映るのは、ワンカットのみではなかろうか。 [review][投票(1)]
★3ミッドナイト・イン・パリ(2011/スペイン=米)パリの風景。シドニー・ベシェの「Si tu vois ma mere」がたまらない。この音楽をたっぷり聞かせて、風景カットを繋ぐ。黄色がかったルック。途中で雨のパリになり、夜になる。これがアバンタイトル。結局、こゝが一番いいんじゃないか、と思ってしまう。 [review][投票(1)]
★3朝が来る(2020/日)逆光を取入れた画面が多い。だが、本作の逆光は、かなり明確に、幸福を象徴している。例えば、最初に強く意識させられるのが、永作博美井浦新が、「ベビーバトン」のセミナーに参加するシーン。 [review][投票(1)]
★3とんかつDJアゲ太郎(2020/日)原作やアニメ化作品の知識は全くなく見る。まず、非常に限定された地域、渋谷の円山町を舞台にした、ご当地映画である、ということに驚いた。ある意味、円山町が主役の映画なのだ。 [review][投票(1)]
★3ある脅迫(1960/日)小粒ながら見所の多いサスペンスだ。まず冒頭タイトルバックの汽車とトンネルの扱いで既に傑作を予感させる。クレジット後、歩く男の足から始まるというのも常套ながらいい出だしだ。 [review][投票(1)]
★3霧笛が俺を呼んでいる(1960/日)この時代の日活映画ってホントいいなぁ。まず冒頭の霧の表現から、気合が入っていてシビレる。全編に亘って要所要所で小さな前進後退移動が散りばめられ、スピーディなリズムを作っていく。 [review][投票(1)]
★3星の子(2020/日)まずは、芦田愛菜の表情が良く、科白が全てとても素直でいい。だから、新音(なべちゃん)のような共感性の高い友達(クラスメート)がいるのだと思わせる。また、教団活動の描写、子供らの純真さと心性の複雑さも面白いし、よく描けている。 [review][投票(1)]
★3どぶ鼠作戦(1962/日)主人公は圧倒的に白虎−佐藤允だ。日本軍の命令に従う特務隊の隊長だが、自由人であり、日本軍の規律に縛られない、佐藤らしいキャラクター。いつもながらの闊達な演技で気持ちがいい。 [review][投票(1)]
★3わたしは、ダニエル・ブレイク(2016/英=仏=ベルギー)行政の対応、その描写は、アイロニカルな視点で貫かれていて、そういった内容に意味を感じる、共感する観客が多いのはよく分かる。悲惨な話なのに全体に優しい眼差しに感じられる、ブレイクの人柄がにじみ出る、といった演出基調も好ましく思える。 [review][投票(1)]
★3ミッドナイトスワン(2020/日)草なぎ剛−凪沙(なぎさ)と服部樹咲−一果(いちか)との心の融和をもたらすシーンが、あと一つ二つ、マンションの部屋での生活描写としてあればいいのにと思う。 [review][投票(1)]
★3宇宙でいちばんあかるい屋根(2020/日)オープニングの夜の空撮、これは美しい色遣いだ。戸建て住宅の街並みも美しい。桃井かおり・星ばあとの出会いのシーン。清原果耶のバストショットがいい。本作は清原のバストショットを愛でる映画ですね。 [review][投票(1)]
★3風の又三郎(1940/日)風への志向性は当然ながら、ピカピカ光るものへのこだわりも見えて興味深い。又三郎が着ているレインコートのようなマントはガラスで出来ていて、激しく光っている、という原作の映像化だけにとどまらず、 [review][投票(1)]
★3ソワレ(2020/日)主人公二人、村上虹郎芋生悠の動きがいいと思う。緊張感を上手く創出している。最初に二人で林の中を逃走するシーン。強引な展開だが、映画が走り出す。でも、こういう分かりやすい場面だけでなく、 [review][投票(1)]
★3思い、思われ、ふり、ふられ(2020/日)ファーストカットは、雨の中の空撮。これ、おっと思う。なかなか他で見ないオープニングだ。自室で英語の勉強をする浜辺美波。彼女の全カットで「めっちゃ可愛い」と思いながら見る映画。 [review][投票(1)]
★3弱虫ペダル(2020/日)永瀬廉伊藤健太郎坂東龍汰あたりの驚異的なペダリングの具現には驚く。脚だけCGかと思った。 [review][投票(1)]
★3僕の好きな女の子(2019/日)一筋縄ではいかない凝った構造を持つ映画だ。井の頭公園の映画なのだけれど、冒頭の奈緒渡辺大知のデート場面、二人に太賀が加わった三人の場面、さらに太賀が退場してからの場面、これらは、いったい同一日の井の頭公園なのか、全然違うのか。いや、そもそも何が真実なのか。 [review][投票(1)]
★3プライベート・ウォー(2018/英=米)ファーストカットとラストカットが、同じ真俯瞰上昇移動からシリアのホムス市街を大俯瞰で収めるショット。ドローンとVFXを組み合わせて作ったものだと思われる。 [review][投票(1)]
★3ゾンビランド:ダブルタップ(2019/米)コロンビアのオープニング・ロゴが、自由の女神にゾンビが襲い掛かる、という趣向のもので、まずくすぐる。メジャーのマークで遊ぶのはコロンビアが一番多い、という気がする。 [review][投票(1)]