いや〜楽しかったですよ！　原作は読んでないけど、久々に「これぞファンタジー！」と叫びたいような映画だった。

例えば→少し不安になりそうな駅のホーム、迷路みたいな学校、だだっ広く綺麗な庭、豪華なメシ、修学旅行みたいな雰囲気、楽しそうな授業、空飛ぶスポーツ、優しいオジサン、友達、先輩、意地悪な先生や生徒等お決まりのキャラ、そして最高に仲良しな３人組。しかもみんな魔法が使えるんだから！　これ観た子供は興奮して夜も眠れないんじゃないか！？　と思ってしまうくらい、興奮して夜も眠れません。

あえて言えば、途中の『ハムナプトラ』化は退屈。ハリーは優遇されすぎ。校長も何者なのかよー分からん。あのスリザリン（だったかな？）というクラス、そんなに悪いやつばっか集まるならなくしてしまえばいーじゃん。なんで先生は黙って見てるんだ？　しかもそのクラスがいつの間にあんな点数稼いだんだ？　他のクラスには一体誰がいるんだ？　なんで最後に逆転させるんだ？　「１位！」と発表しといてそれはないだろう先生方。子供相手に何やっとんねん。ひどすぎるぜよ。バラエティ番組じゃないんだから。それと賢者の石をもっと気合入れて作ってよ。もっと光らせてくれ。なんかダサダサ。先生方に関してもう１つ。魔法上手くないのか？授業で怪我させるなよ。トロール（だったかな？）が侵入してきたくらいで慌てるなって。魔法使えよ。

…なんか批判の方が多くなってしまった。でもつっこみたくなる映画ほど大好きなもんです。

やっぱファンタジーってその中に入って行きたくなるような雰囲気がポイントだと思う。その点でこの映画はマジ入学したいと思わせてくれたので最高です。各キャラもベスト（本当に完璧なんじゃない？）だと思うので、このままシリーズ化を強く希望。今回はキャラと学校紹介をメインにした優れた１作目です。楽しかった。

でも終わってから“逃げないカエルチョコ”を買って、一気に現実に引き戻されました…。