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絲屋寿雄の映画ファンのコメント

銀心中(1956/日) 愛すればこそ(1955/日) 甘い秘密(1971/日) 海の野郎ども(1957/日) 狼(1955/日) 裸の十九才(1970/日) 女優(1956/日) かげろう(1969/日) 松川事件(1961/日) 悪党(1965/日) 眠れる美女(1968/日) 若い人たち(1954/日) 村八分(1953/日) 鬼婆(1964/日)が好きな人ファンを表示する

鬼婆(1964/日)************

★4仏教説話系なのかと観ていると次第に混乱し始め、ついに何の教訓でもなくなる。巧いものだ。 [review] (寒山拾得)[投票]
★5シナリオはぎりぎり及第=内容は平均。けれど、景色で5点。芒で5点。湿地で5点。モノクロで5点。空気の作り方抜群。DVDのプライベートの映像特典がハナマル。 (氷野晴郎)[投票]
★4鬼とは実は人間であるという至極真っ当な暗黒メルヘン。天下が動乱するとき人心もすさぶ。そこに生きる者たちは、自らの欲望に忠実なだけで、己の心がすさんでいるなどとは微塵も思いはしない悲劇。徹底的に無駄を削いだシャープな黒田清己の撮影は必見。 (ぽんしゅう)[投票]
★3乙羽信子の胸をはだけての熱演は買えるが、この時代ではまだおばさんがいい所であり、いくらメイキャップや照明を凝らしたところで「鬼婆」が演じられる訳がない。ラストに至る展開は秀逸なのだが、これだけTVや漫画で模倣作が出尽くした今では、恐怖もなにも味わえないのが残念。 (水那岐)[投票(1)]
★3男を求めてまっしぐらに走る女。それを鬼の仮面で防ぐ姑。自分もしたいのだ。そんな、人間のあけすけな気持ちを荒れすすき野原で体現する。人間の根源的な欲望を探るのは新藤の永遠のテーマ。妖怪話に徹するとユーモアと哀しみさえ浮かぶ。 (セント)[投票]
★4婆ぁも一緒に3P・・・おっとこれ以上は言うまい。これと同年に『砂の女』が公開されているのが興味深い。 [review] (TOMIMORI)[投票]
★4当時のホラー映画?今観ると古臭い即物的なホラー表現を抜きにしても、人間の欲望や愚かさの心理描写は秀逸。乙羽信子は相変わらず巧いが、吉村実子は大根過ぎて呆れた。['04.1.20VIDEO] (直人)[投票]
★4音羽信子は昔は結構大胆な演技をしていてのだね・・・・感心しました。 [review] (RED DANCER)[投票(1)]
★4登場人物がとても人間的で、それがとても率直で、だから目を背けたくなるし、恐れも感じる。 (動物園のクマ)[投票]