★4 | 主人公の持つ幼少時におけるトラウマに起因した性的コンプレックスを軸に据えれば、夫に対する妻としての劣等感に苛まれ、妄想へと逃避する哀れな女性の姿が浮かび上がる。
注目すべきは、夫の友人の存在である。例えば、紳士然とした社会的地位ある人々が娼婦を相手に堕落しきった姿を見せる中、彼が娼館で見せた品格の高さと娼婦たちから愛され、そして尊敬される姿はどうだ。 [review] (田原木) | [投票(2)] |
★3 | 男たちが鞭打ったり泥投げたりするのを観ていると、確かに官能的な気分にもなるのだが、それ以上に「なんか罰ゲームみたい」とも思った。 (ダリア) | [投票(1)] |
★4 | 最近ドヌーブの60年代中盤の映画を続けて観ていますが、清楚な美貌と性的な妄想のアンバランスさをテーマにしたものが多く、それが良いです。 (内なる宇宙) | [投票] |
★4 | ブニュエルが与える幻想と、『昼顔』のドヌーヴに持つ我々の幻想 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(3)] |
★3 | 久々にぶっ飛んだラストだった。夫にばれるのではないかというはらはら感はないし、毒々しさもなかった。逆に暖かさやほほえましさを感じた。 [review] (24) | [投票] |
★4 | 貞淑な人妻であるが故の複雑な心理を上手く表現していたと思う。時々現れる幻想的な夢、そしてラスト、、静かなショックを味わった。 (glimglim) | [投票] |
★4 | ブニュエルとドヌーブではあまりにも濃すぎます。でも趣味がいいよね。 (chokobo) | [投票(1)] |
★3 | う〜ん…フランス映画って感じ。見終わって「だから、何だ?」ってな話だが、飽きさせず最後まで見せるのだから、ある意味凄い。カトリーヌ・ドヌーブは、まだ痩せてるし綺麗。やっぱりフランス映画は、雰囲気を楽しむ物なんだなぁと、改めて実感。['06.3.27VIDEO] (直人) | [投票(2)] |
★4 | クレマンティのレザーが脳裏に焼きついてしまった。 (━━━━) | [投票] |
★2 | カトリーヌ・ドヌーヴを使ってあんなことやこんなことをさせたいという、ただの(ジジイの)妄想全開映画に思える。 [review] (G31) | [投票] |
★4 | 煙に巻かれる。映像は美しい。 (赤い戦車) | [投票] |
★4 | なんとも含みを持たせた脚本である。ということを再見して知った。
凱旋門・シャンゼリゼ・カフェテリア・シトロエン・ドヌーブ、とパリの雰囲気濃厚なフランス映画。昔観た時ピエール・クレマンティが怖かったが、今観たらやっぱり怖かった。 [review] (トシ) | [投票(2)] |
★4 | 暖色の印象的な絵画的画面と、けして下世話にならない上品さ。不安と願望と集団意識、何気ない記憶の断片から構築される物語はまさにシュルレアリスムの正統か。(この年、シュルレリアスムの提唱者アンドレ・ブルトンが死んでいる) (町田) | [投票(3)] |
★4 | 繰り広げられる出来事はともかく、画作り自体は決して変態的ではない。光の扱いと美術・衣裳のためにむしろノーブルでさえある。しかし演出家の視線にある種のグロテスクが宿っていることも確かだ。ともにピエール・クレマンティが絡む強盗シーン・銃撃シーンはアクション映画としても高水準の空間把握。「林」や「砂浜」もよい。 (3819695) | [投票(1)] |
★2 | 映画より新潮文庫の表紙の方がよい。 (さなぎ) | [投票] |
★4 | 人妻ホテトル嬢は日本では大塚・鶯谷が主流だが、いまだにドヌーブのような方にお会いした事は無い。 (sawa:38) | [投票(3)] |