★5 | 有名になればなるほど自由になっていくペドロ・アルモドバル。かっこいい・・。彼の価値観は絶対にブレないから、いつまでも見ていられるのだ。アメリカ版予告編はとてもスリリング。 (MM) | [投票(1)] |
★4 | ほとんど男しか登場しない愛欲のパズル。その爛熟美に酔わされる。サハラを演じるガエル・ガルシア・ベルナルの女装の、あの堂に入った見事さといったらない。同様に劇中劇の神父も、堕落した聖職者のストイックな仮面が出色(現実の神父は一見ニコルソンかと思ってしまった:笑)。ストーリーのピカレスク的要素はアルモドバルの面目躍如。 (水那岐) | [投票(2)] |
★3 | アルモドヴァルは、やっぱり男よりも女性を描く方が良いです。 [review] (甘崎庵) | [投票(1)] |
★4 | アルモドバル流フィルム・ノワール。予測不能の展開はミステリアスであり、変態チックである。このぐらい刺激が強い方が下手なミステリーより楽しめる。 [review] (Keita) | [投票] |
★4 | 現実のなかに呼び起こされた記憶を物語として捏造するにあたって真実を検証せざるを得なくなるという無限回路。この混乱こそ、人が人たるゆえんの証しであり、その錯綜の視覚化こそが映画の魅惑。アルモドバルによって剥き出しにされる時とともに朽ちた初恋の傷痕。 (ぽんしゅう) | [投票] |
★3 | 前2作が人間の命のいとおしさを描いたスケールの大きい素晴らしい映画であったのに較べ、本作はいかにも私小説、いやアルモドバルの独りよがりの独白めいた愛欲模様が主となるメロ映画風。映画的高揚は感じられず疲れまくる。 [review] (セント) | [投票(2)] |