★3 | 出来事が生起した順序に描かれているように見せるのが普通の映画。この作品は映画の本質がパッケージ化された時間の羅列であることがわかるように編集されている。また、映画という虚構の暴き立てと並置して貧困も暴力も男女差別もリアルにあふれている。並置(モンタージュ)の恐ろしさここに極まる。 (ジェリー) | [投票] |
★4 | 痛い→Oh!→やめて→口紅塗る、のシーンで爆笑。光の扱いも素晴らしいし、スローの若々しさも良い。この復帰作を観ると、最新作までの道筋がはっきりと見えてくる。モンタージュ、ソニマージュ。飽くなき実験と挑戦の歴史。やはりゴダールは別格なのだ。 (赤い戦車) | [投票(1)] |
★4 | 劇映画としてしっかり構成されている。そんな中でもだたの劇映画ではなく、スローモーションや空のイメージなどゴダールのごだわりが他とは違うものを作っている。ゴダールのフィルモグラフィにおいて重要な一本だと思う。 [review] (Keita) | [投票] |
★4 | ミエビルはヨーコ・オノみたいなものなんだろう。だとすれば、これはゴダール版「ダブル・ファンタジー」で、となれば当然カリエールの手によると思われるユペールパートに尽きる。ブニュエル臭溢れる執拗な変態味がマジ笑えるのだ。 (けにろん) | [投票] |