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3−4X10月(1990/日)ファンのコメント

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秋刀魚の味(1962/日)************

★4小津晩年の本流ホームドラマは『秋日和』で事実上終焉したのだろう。演出技法は一貫しているが腰の据わったテーマを扱ったものとも思えない。滋味があるとも言えるが拡散し徹し切れていない感じが残る。居酒屋の軍艦マーチの逸脱が統一感を削ぐのも一興。 (けにろん)[投票]
★4なかなかの喜劇。なかなか凄い物語。 [review] (ペペロンチーノ)[投票]
★5やたらツンツンしている岡田茉莉子と、ゴルフ道具を買わせてもらえなくてふて寝する佐田啓二の他愛ない夫婦喧嘩も良いし、笠智衆中村伸郎がその場にいない友人の北竜二を勝手に死んだことにしてしまう会話シーンはなんだかシュールでさえある。 [review] (太陽と戦慄)[投票(6)]
★5柱である父娘(笠智衆岩下志麻)を描くため、東野英治郎杉村春子という全幅の信頼を寄せる2人を使ってもう1組の父娘を描くという残酷なまでの、そして見事なまでの対比の映画。 [review] (ナム太郎)[投票(3)]
★4頻繁に同一語句を反復する台詞回しが刻む小津的リズムはカット割にも表れ、効率的に物語を語る上では幾らか不要な(この「幾らか」という微妙さが絶妙なのだが)筈のカットが映画的時空間を現出する。不気味な傑作。 [review] (煽尼采)[投票(6)]
★5…なんじゃ、この不穏な映画は? [review] (kiona)[投票(14)]
★4「やるべきこと」と「やりたいこと」の間。 [review] (おーい粗茶)[投票(4)]
★4高度経済成長がこの国を汚していく姿が見えてくる。 (さいもん)[投票(1)]
★2自己模倣の縮小再生産。酒呑んでいるシーンが2時間中1時間はあるのではないか。 [review] (寒山拾得)[投票]
★5すべての男は寂しがり屋である。「最後はひとり」という宿命に気づいた男たちの哀愁が立ち込める。昭和の前半を生き抜き晩節を迎えんとする男の焦燥と愛惜を描いて、黒澤の『生きる』と双璧をなす傑作。そして、静かなる怪優笠智衆の快心作。 (ぽんしゅう)[投票(2)]
★5岩下志麻の嫁入り姿にいちころです。カラーも十分に生かされていて美しい! [review] (chokobo)[投票(1)]