★4 | すばらしい反戦映画です。こういう静かなつくりがより一層いたたまれない気持ちにさせる。それにしても浅野忠信は本当に素敵な俳優さんだな。 (あちこ) | [投票] |
★5 | 「君はもう若くない。美しくもない」やっと立ち位置が自然な、老女へと至る女を演じてくれた吉永を軸に、一つの家庭が戦争の中、温かい目を持って見つめられる。 [review] (水那岐) | [投票(9)] |
★5 | 見事だ。ほんと、素晴らしい。映像のどの部分も気持ちが入っていて、無駄が全くない。細部にまで、神経が行き届き、完璧な出来。山田洋次の完熟度の高い秀作であり、見事な反戦映画。
[review] (セント) | [投票(6)] |
★4 | 母べえも子供たちも困難な状況に屈することなくよく耐えた。その支えは信ずる父べえの真直ぐな生き様であり、父べえが日常的に培ってきた周辺からの厚い信頼だった。彼のような多くの逸材が戦中に尊い命を奪われたことだろう。 (RED DANCER) | [投票] |
★5 | 昭和っていいなぁ。家族っていいなぁ。今の時代よりいいなぁ。『おとうと』を先に観たのでここにも釣瓶が出てきてビックリ! (IN4MATION) | [投票] |
★5 | 抑制された日常演出の隙間から、滲み出すように時折り表れる意思を抑圧された者たちの心情。悲嘆であれ、諦観であれ、居直りであれその思いは爆発することはない。行き場をなくした怒りは、きっと地の底に溜め込まれたマグマのように心の中で蠢き続けているのだ。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(4)] |
★4 | 山田洋次節炸裂、吉永小百合の魅力堪能。 [review] (chokobo) | [投票] |
★3 | 中盤以降は、山田洋次のいつもの手堅い演出と、重い題材ながらユーモアを交えていて安心して見れる出来。違和感を薄めるべく登場する檀れい、笑福亭鶴瓶らが好演だが、浅野忠信の良さにビックリ。['08.7.10浅草名画座] [review] (直人) | [投票(3)] |
★4 | 吉永小百合の演技と山田洋次の演出はどちらも抑えていながらも胸に迫るものがあり、非常に観ていて安心していられる。なかなか近年の邦画にはないんだよね、これが。 [review] (JKF) | [投票(1)] |
★4 | 降る雪の切なさと空襲後を示すセットの驚き、力の入った美術が素晴らしい。しかしそれにも増して本作は台詞の映画だ。淡々とした色調を転覆させるラストの一言の強烈さ。 [review] (寒山拾得) | [投票(2)] |
★3 | あるいは、TVで作られる以外では、このタイプの作品はこれが最後の大作になるのかも知れませんね。それも映画の時代の流れかな? [review] (甘崎庵) | [投票(2)] |
★4 | 寅さんが二人いる。
[review] (TOMIMORI) | [投票(3)] |
★4 | 映画自体が重苦しくならないように、小さな笑いの要素が散りばめられているが、様々な苦労を背負い込み、妥協せずに生きてきた母が見ていて辛かった。それだけに、 [review] (NAO) | [投票] |
★4 | この映画は山田洋次の映画か吉永小百合の映画か?6:4で吉永の勝ちだ!(勝ち負けの問題ではないが―)。戦争中の銃後の物語の映画は本当に少ない。戦地の男たちの話ばかりではなく、もっと々語られるべきだろう。 (KEI) | [投票] |