★3 | タイトルバックの分割画面の呼吸がよく(雑誌投げ渡しのカッティング・イン・アクションなど)、映画に引き込まれる。個々の場面においては時にセオリーから外れた展開を見せるが大局的には取り立てて意外性のない物語に収まっている、というのは必ずしも欠点ではない。吉田恵輔なりのバランス感覚なのだろう。 [review] (3819695) | [投票(2)] |
★4 | ドタバタの一言では片付けられない魅力が詰まっている。気に入った。描かれる親子の絆が、(親父のおかげで)どーしようもなくも、しかし理想的だ。妙なとこでリアルな展開に、最後はホロッ。仲里依紗には終始釘付けだった。やばいやばいぞ [review] (ナッシュ13) | [投票(3)] |
★3 | 嫌味なく「天真爛漫」を演じられる若手ナンバーワン女優の称号を仲里依紗には授けたい。吉田恵輔が言いたいことは分からないではないが、ナンセンスさとシリアスさのバランス、もしくは割り切りが悪く、その本気度が伝わってこないのが歯がゆい。 (ぽんしゅう) | [投票] |
★4 | 台詞に頻出する「アレ」のわざとらしさが少し鼻につくが、この語にも漂う日常的な曖昧さ・微妙な齟齬が、全篇をとぼけたユーモアで包むのみならず、人生の綾まで描いて巧み。 [review] (煽尼采) | [投票(1)] |