「チャップリン」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン(2009/仏) |
美的感覚の特異なことは認めるが、私のそれとはあまりに懸け離れている。中心的被写体と背景の視覚的な均衡を欠いた画作りが気持ち悪い、など。また「痛み」の映画であるなら暴力演出にはもっと鋭さがほしい。サイコキラーの造型が紋切型に収まるのも退屈。男優らはやたら半裸に剥かれる。つまり、そういう映画である。 (3819695) | [投票(1)] | |
男たちの苦悩がどこまで行っても平行線(物理的にあえて狙っているようでもあるが)で、何ら呼応も反応も生み出さず、ただベタな比喩が無骨に横たわるのみ。さらに、肉体的苦痛のみ強調されて、精神的苦悩など皆無なのは映画をつむぐ繊細さが欠如しているからだ。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(2)] | |
画家フランシス・ベイコンへのオマージュを感じさせる映画。キリストの受難そのものに猟奇性を見るような倒錯した視点が面白い。が、テーマに対する切り込み方は物足りず、映像のインパクトのみで流され気味か。 [review] (煽尼采) | [投票] |