「チャップリン」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
華麗なるアリバイ(2008/仏) |
これまで日本では監督作が公開されてこなかったパスカル・ボニゼール。やはりジャック・リヴェットの脚本家という認知が一般的なのだろうか。私は『歪形するフレーム』の著者として記憶した名だ。で、どのような一筋縄ではいかない映画かしらと身構えて見始めると、これが呆気にとられるほど衒いないジャンル映画。 [review] (3819695) | [投票] | |
心理劇としての構造には興味を惹くものはあるが、フランスらしい簡潔さというべきか、各人物間の関係図の線上を役者に辿らせて終わりといった感があり、あまりに淡白。悪しき主知主義。シネフィルのヒッチコックごっこにも「またか」とアホらしくなる。 [review] (煽尼采) | [投票] |