「ジャン・リュック・ゴダール」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
クロッシング(2009/米) |
ノワール的な質感が大いに気に入った。冒頭映し出される夜の墓場から、ヒリつくような死の匂いが映画に纏わりついて離れない。重厚な緊張感が持続する。実際、主要人物3人はいつ死んでもおかしくない状況にあるのだ。 [review] (赤い戦車) | [投票(4)] | |
みんなとてもカッコ良く撮られている。派手さはないが「LAコンフィデンシャル」あたりと比べてもそう遜色ない一本! (ドド) | [投票] | |
3つのお話がラストまで殆ど交わることなく平行して描かれるのだが、それぞれに深い闇が横たわっており、重苦しいが重厚な見ごたえのあるシーンが連続する。アントワン・フークアの演出では本作も全体に自動車の描き方がいい。 [review] (ゑぎ) | [投票(3)] | |
律儀すぎてソダーバーグやPTAのような混沌の巨視感には及ばないが、世知辛くも気合充満の破滅譚。ギアの顛末への古式的志向も案外に好みである。何より隠し玉としてのバーキンのドスやスナイプスの鈍重。やってくれるよ。 (けにろん) | [投票(2)] |