「チャップリン」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
東京戦争戦後秘話(1970/日) |
原正孝の映画だ。あいつ=自分という主体と客体が重なることで、現実と過去の風景を追いつめた。しかし、この映画は全く非現実的な欠陥がある。固有名詞を失った人物が錯綜しているからだ。この頃多くの貧しい映画作家(大島渚を含む)が固有名詞を失う恐ろしさについて映画化している。『砂の女』なども同様であろう。 [review] (chokobo) | [投票] | |
60年安保ド真ん中で撮られた『夜と霧』の10年後に於ける対置作として企てられたのだが熱波は去り己も醒めてな〜んにもなくって御免なさいってなもんである。遺書であるフィルムには写すべきものは無く迷宮への誘いに大島自身が嵌まり込んで漂泊する。 (けにろん) | [投票(1)] | |
原正孝の脚本はバカがつくほど正直に心情を露呈しているのだが、それが「何か」に成り得るとはとうてい思えず、若者を珍しくも優しく見つめる大島の視線も柔すぎる。成島東一郎と編集の浦岡敬一が参加していなっかたら目もあてられない駄作になっていただろう。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] | |
みんな堂々と棒読み!でもラストは印象深いなあ。 (太陽と戦慄) | [投票(2)] |