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木靴の樹(1978/伊=仏)ファンのコメント

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流れる(1956/日)************

★4垂涎の成瀬ワールド。満喫できる女優の激しいバトル。衰退の美学。ヴィスコンティを思わせる。 [review] (chokobo)[投票(7)]
★4おかみが山田五十鈴、その娘が高峰秀子、女中が田中絹代で、杉村春子までいる。こんな芸者屋が傾くはずがない。 (kenichi)[投票(2)]
★5華やかな過去を持ちながら成功者(栗島・賀原)の威光と、時の重圧に耐え忍ぶ中年女(山田・杉村・中北)たち。それを目の当たりにしながら将来を生きる若い女(高峰・岡田)たち。彼女らを気遣いながらも醒めた目で見つめる女中(田中絹代)。 [review] (ぽんしゅう)[投票(4)]
★5女たちだけで守る城にしのびよる凋落をいかに具体的に表現するか。中北千枝子のけだるげな寝相、着崩れた浴衣姿の杉村春子の顔に射す簾越しの夕日、芸者たちの苦情を聞き流す山田五十鈴の曖昧な表情。全盛期の日本映画の力! (ジェリー)[投票(10)]
★3うちにも梨花さんのような家政婦さんが来てくれないだろうか (TOMIMORI)[投票]
★4豪華女優の競演。いずれも素晴らしいが、敢えて山田五十鈴と田中絹代の好対照の名演を挙げておきたい。 (丹下左膳)[投票]
★4終盤の栗島すみ子と田中絹代のツーショット。観ている者に息をすることさえ許さない。圧巻。 (田原木)[投票(2)]
★5成瀬の集大成といえる日本映画の名品。傾き始める柳橋の遊郭に日本の滅びを描く。なんといっても女優の演技でしょう。 [review] (セント)[投票]
★4看板女優が勢揃いしているせいかバストショットや一人しか映ってないカットが多く、いわゆる「成瀬目線」がどんなものか実感するのに参考になった。なんだか本作はルノワールのようだ。 (赤い戦車)[投票]
★4それぞれで一本の映画が出来ちゃいそうな豪華な顔ぶれがすごい。さらに、それをさりげなく配置させてみせる監督はもっとスゴい。それぞれの演技もさりげなさを装いながらも、抑えられない凄みをそこかしこに漂わせている。 (くたー)[投票(3)]
★5豊穣な時代のあとの斜陽の鈍色の残光。山田栗島の放つ黴た残り香と新たな世代岡田高峰の香しき風。その絶妙なアンサンブル。廃れてゆくことへの諦念は美しきかな。そして、微かにせよ息づく新たな時代への希望の奥ゆかしさも。 (けにろん)[投票(1)]
★5固唾を飲んで画面から眼が離せなくなる二時間。出演者全員が素晴らしく、そう仕組んだ成瀬の演出、中古の美術、玉井の撮影。あの親娘、きっと、どっこい生きて行くんだろうけれど、胸が詰まる。 (動物園のクマ)[投票(2)]
★4山田五十鈴の三味線と唄のよい事よい事。昔の女優さんにはいろいろと特技があったでんすね。 (りかちゅ)[投票(4)]
★4女優魂というのはこれでしょうね。 [review] (甘崎庵)[投票(2)]
★4いつかエラくなってウチで女中さんを雇えるようになったら、やっぱり「お春さん」と呼ぶことにしよう。 [review] (G31)[投票(3)]