★5 | 「誠に実に汝らに捧げん。一つの麦もし地に落ちて死なずばそは唯一つにてあらん。もし死なば多くの実を結ぶべし」 この時代があって今があることを、圧倒的な画力で有無を言わさず言い切った傑作と思う。演出の力はただ事ではない。 (ジェリー) | [投票(2)] |
★5 | ドキュメンタリーを見ているかのような自然さは、本物の農耕者である出演者の生活の営みそのものが切り取られているからだ。イタリアの片田舎の風景を自然光のみで見せた撮影を含め、才人エルマンノ・オルミが作り出した奇跡としか呼びようがない大傑作。 [review] (ナム太郎) | [投票(2)] |
★5 | 音楽(バッハ)の入れ方がまた絶妙。特に新婚夫婦が孤児を引き取るシーンにはホント泣けてきます。 (ジョー・チップ) | [投票(2)] |
★5 | びっくりした、カンドーした、涙が止まらなかった。この映画に出会えた人生に感謝!! [review] (ボイス母) | [投票(2)] |
★5 | まさに名画。額に入れてルーブル美術館に飾るべし。
[review] (TOMIMORI) | [投票(1)] |
★5 | 何でもないないようなことこそが美しい事だと教えてくれた映画。 傑作!! (成) | [投票(1)] |
★5 | 圧倒される本物の人々。映画は、ひとつの物語だけを描いているだけではいけない。と思うと同時に、たった一つの話があるだけで、どれだけ長い映画でも人を惹きつけることができるのだね。と。 [review] (ALPACA) | [投票(1)] |
★5 | 現状の範囲で満足を得ようとするかのように神への祈りを欠かさない農民たち。読み書きすら出来ない彼らは、小作制度の外へ出るための糸口が教育だということに気づかない。ミラノでデモ隊にたじろぎつつ、神の子を得た若夫婦の子育てに脱宗教の光明は差すだろうか。 (ぽんしゅう) | [投票] |
★4 | 農民が搾取される立場を受け入れてた時代にも小さな喜びや悲しみや思いやりや勇気はあった。その在り様の総体を可能な限りのリアリティで再現する試み。撮影まで手掛けたオルミ渾身の叙事詩でありミラノへの新婚旅行が類い希なるアクセントになっている。 (けにろん) | [投票(1)] |
★4 | 静かな、でも力強い生命が、そこにはあった (モモ★ラッチ) | [投票(1)] |
★4 | 食べるために日々を生きるしかない親。彼らに教育はないけれど、命=子どもが希望なのだ。脈々と続く動物、植物、人間の生命力。ミネクのための木靴が、ミネクを悲しませる結果にはなったけれど、ミネクは壁際のトマトと同じように、知恵と暖かい家族と共に花開くことだろう。歌と祈りとささやかな笑いが、文明以前の人間の価値なのかもしれない。
(jollyjoker) | [投票] |
★4 | 音によって強調された「歩行」「労働」「作業」の映画。行動のみが描かれており、さらに各場面は常に誰かが何かをしている途中から始まり、何かをしている途中で次に移る。説明的なショットは何もなし。要するに、映画の真髄。 (赤い戦車) | [投票] |
★4 | 人生とは、何気ない日常の積み重ね。そして人生は続く... (りかちゅ) | [投票] |
★4 | ミネク・・・家へおいで。 [review] (washout) | [投票] |
★4 | 学校に通う周りの元気な生徒の中に、寂しくポツンと居る農民の子と木靴は、農民の生活や貧しさが全て凝縮されているようで切ない。 (kekota) | [投票] |
★4 | 二階から何かをポーンポーンと放り落とすって、とても気持ちのいいことだ、と再確認しましたね。 (動物園のクマ) | [投票] |
★4 | 農民の日常を見事に描いた映画。というより映画として見事に農民の日常を描いている。 (死ぬまでシネマ) | [投票] |
★3 | 人々の息遣いに合わせるような緩やかなリズムや、「寒さ」という厳しさが強調される反面その色彩の濃密さが画面に灰色の冷たさを侵入させない、体温の宿ったショット等、普通人レベルの人間愛さえ持ち合わせていれば傑作と感じられるとは思う(笑)。 [review] (煽尼采) | [投票] |