★3 | 「別に逃げたっていいじゃないか」がモットーの不徳な私には、双葉(宮沢りえ)の「家族を超えた愛」の正統すぎる気迫は、いささかはた迷惑。死を前提にした意志の強要は反則技。まさか、この無差別な愛への信認の行きつく先が、世界平和の成就でもあるまいし。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★4 | 報われぬ人生に気付かぬのでなくそういう価値観を持たないのだ。辛苦を乗り越えてきても自己憐憫は皆無。彼女はただ他者を抱きしめる。愛よりもう少し崇高な感じ。ただ、葬儀でああするなら彼女の仕事に対しての思いを丁寧に描かぬと成り立たない。強引だ。 (けにろん) | [投票(4)] |
★5 | まずこの大仰な題名に少々引いてしまう。でもそれはラストのラストで明かされる。ふむふむなるほど面白かった。 [review] (セント) | [投票(4)] |
★4 | 投げやりな構図や軽い劇伴も含めて70年前後のベタな人情喜劇のテイスト。監督は前振りと回収が劇作だという信念があるらしくこのオンパレードだがどれもいいものだ。昔よく使われた「良作」という評価が思い浮かぶ。 [review] (寒山拾得) | [投票(1)] |
★4 | 「血縁の有無」を絡めた「家族の増減員」という手垢に塗れた感動噺の素材に、手垢に塗れた感動噺ならば忌避してしかるべき細部(たとえば「思春期女性の下着事情」や「尿」)を敢えて仕掛けることで物語の馬力増強を図る。というのが『琥珀色のキラキラ』『チチを撮りに』から一貫する中野量太の方法だ。 [review] (3819695) | [投票(5)] |
★4 | 湯を沸かすほど泣かせる手話。脚本の弱さに嘆いた頃にやってくる映画的瞬間にヤラレタ。84/100 (たろ) | [投票(1)] |
★4 | オダギリジョーがらみの部分がやややっつけ感があったが、大した力作だと、思う。最後の展開はあざとさを感じるが、アリ。こういうのは外国人の方が好きかも。宮沢りえはそうとして、杉咲 花ら子供達が佳い。☆3.9点。 (死ぬまでシネマ) | [投票(1)] |
★5 | 良かった。子役二人が凄すぎた。脚本も素晴らしい。よく宮沢りえとオダギリジョーを引っ張ってこれた。監督の中野量太がブラマヨ吉田の同級生。これがデビュー作か。話が悲しすぎるけど。(2017/11/25/KMTC) (USIU) | [投票] |