「ジャン・リュック・ゴダール」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
素敵なダイナマイトスキャンダル(2018/日) |
吃驚するような上手い演出を見せるわけではないが、まずまず好感が持てる。主人公の雑誌編集者・柄本佑の、青年期からの仕事ぶりや生活描写の合い間に、彼の子供時代が挿入されるが、この過去の場面の造型が、なんともいい。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] | |
爆死心中の母への思いや業界盛衰記としての側面は情に棹ささぬ描写が必要充分のラインを保つが、唯一感情が吐露される或る女への想いは苦渋に塗れる。朽ちた白鳥舟が寂寥の湖畔デートから病院へ至る経緯こそ白眉だ。隠し玉アラーキー菊地も世界を拡張。 (けにろん) | [投票(1)] |