★5 | モラトリアムでない完全な閉塞を自覚することもできない今とそこで彼らと彼女は水槽の中の海水魚よろしく浮遊してる。足掻く奴を理解もしたくないしコンビニと遊興場があればいい。攪拌する何かが到来する前の停滞と混沌を刹那な艶で描き切った進行形の哀歌。 (けにろん) | [投票(6)] |
★5 | 青春とはなんて、もう気恥ずかしくて言うことがおこがましくなって来てはいるが、それでもこの映画はまさしく現代の青春を見事切り取ることに成功している。 [review] (セント) | [投票(4)] |
★3 | 『ケイコ 目を澄ませて』('22/日)で三宅 唱監督に興味を持ち観賞。そして落胆。先に観た『ケイコ』の残念な部分の核心だった。☆3.1点。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票] |
★4 | 登場人物全員の目が死んでいる青春映画。見ていて奇妙な心地よさを感じました。 (TM(H19.1加入)) | [投票(1)] |
★4 | 払暁のペイルオレンジの光に照らされ続ける時だけ、クズ男は明朗で優しい男の一面を誇示し続けられる。白昼では無神経で、粗暴で、人の心を意に介さない人間だというのに。これこそが青春の刹那的な特性そのものであり、そのタイムリミットを迎えればただのガキの甘えとしか断じられない虚像だ。柄本佑 がそんなろくでなし青年を好演。 [review] (水那岐) | [投票(4)] |