「チャップリン」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
町田くんの世界(2019/日) |
原理主義な人物が悪意と善意のグレーゾーンで生きるしかないリアル世界をどう穿つかに関して所詮ラブコメに矮小化せざるを得ない意あって力足らずなのだが、敦子&充希の三十路前女子高生が両者の中間で寓話を成立させる。変態性が凡化を食い止めた。 (けにろん) | [投票(2)] | |
確かに「世界は悪意に満ちている」を言い訳にして他人の善意を信じようとしない今の風潮は、強者が垣間見せる潜在的な優越意識だったり、自分の下に誰かを置いてその場しのぎの安心を得る常套手段だったり、思考底止に追い込まれた弱者の悲痛な叫びだったりする。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(2)] |