「ジャン・リュック・ゴダール」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
「エロ事師たち」より 人類学入門(1966/日) |
寄り過ぎず引き過ぎない、微妙なカメラの距離感が面白い。今村昌平の視点は一貫して観察者のそれであり、理解や共感よりとにかく「凄いものを見せられてる」という感覚を与えてくれる。特に、異様な凄味が漂う後半の展開には驚かされる。 [review] (太陽と戦慄) | [投票] | |
クライマックスと云ってもいいのだろう、坂本スミ子が、病院の窓の鉄柵のところで身を乗り出して、わめき叫ぶ場面がある。こゝで寝間着(患者衣)の前がはだけるのだが、胸元を押さえるのはどうか。これでOKを出すというディシジョンが理解できない。 [review] (ゑぎ) | [投票] | |
坂本スミ子が予想外に今村的ミューズを体現して感動的だが、一方、小沢スブやんの諦観は今一修羅場を潜ってるとも見えず遂に胸に迫ることはなかった。そして、悩める男の再生譚は後年の『うなぎ』にて焼き直されるわけだ。 (けにろん) | [投票(3)] | |
軽薄を装っていて実は深いものが在るのやら無いのやら。しかし、「気持ちええのんか〜」は実は深い言葉だということを知った。 (マッツァ) | [投票] |