「ジャン・リュック・ゴダール」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
浪花の恋の物語(1959/日) |
この映画の一番の見所は何と云っても坪井誠の流麗なカメラワークだろう。廓の中を緩やかにそして自由自在に移動する。 [review] (ゑぎ) | [投票(3)] | |
戯作者の近松を顛末ウォッチャーとして置いた脚本に大して効果を見出せないので、『近松物語』や『曽根崎心中』の劇的純度には劣ると感じてしまう。ただ、劇場や郭のオープンセットの贅には惚れ惚れし、それを支配する吐夢の大構えな力量を随所で感じる。 (けにろん) | [投票(2)] |