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「ロックファンに捧げる「ロックな映画」」(ボイス母)の映画ファンのコメント

ベルベット・ゴールドマイン(1998/英=米) ウェインズ・ワールド(1992/米) Tommy トミー(1975/英) あの頃ペニー・レインと(2000/米) ファントム・オブ・パラダイス(1974/米)が好きな人ファンを表示する

人情紙風船(1937/日)************

★5シンザ・・・・悪くてイナセで魅力的な男・・・(ぽ) [review] (ボイス母)[投票(6)]
★5「髪結い新三」とかいうタイトルにしたらダメだったろう。誰もが言うが、戦争がなければ日本映画の歴史も変わっていたかも。日本のベルイマン。 [review] (chokobo)[投票]
★5もっと頻繁に上映・放送するべき。 (dahlia)[投票(1)]
★4浪人海野(河原崎長十郎)と妻(山岸しづ江)に浴びせられる容赦なき仕打ちは、山中貞雄の過去の完全否定であり、止め処ない反抗心だけで突き進む新三(中村翫右衛門)の生き様は、将来の展望なき不確実さの具現だ。時代の空気と作家の足掻きが生んだ悲壮だろう。 [review] (ぽんしゅう)[投票(1)]
★5追い詰められ踏み付けにされてきた人間達のささやかな復讐。雨の中に立ち尽くす浪人の姿はあまりに痛々しかった。 [review] (ハム)[投票(2)]
★4雨の情景など日本的情緒の映し出し方が本当に素晴らしいですね。小道具の使い方も効果的です。 (TM(H19.1加入))[投票]
★4人の世は今も昔も変わらない。金、権力、持っている者は持っている者とくっつき、ない者はない者とくっつく。人をあてにしてはいけないし、あてにしなけりゃ生きられない。雨が降る。雨が降る。ああ、人の世に雨が降る。 (KEI)[投票]
★2確かに江戸の貧乏長屋の活写は見るべきものがある。しかし語られる物語の薄弱さが、自分を画面の外に踏みとどまらせたままだ。ペシミズムの羅列が如何に戦前の淀んだ空の色を移そうと、虚無は虚無から先に進むことはない。 (水那岐)[投票(1)]
★5出口無しの貧乏地獄でも人々は矜持と楽観を手放さない。多くの人物を交錯させつつ、それらを抽出した脚本の妙と中村河原崎の体現する豊穣なダンディズム。ペシミスティックな怒濤の終局は山中の夭折と映画史的符合を成し神話的でさえある。 (けにろん)[投票(1)]
★4薄く軽い紙風船。薄い壁を隔てた二人の男の、遠い距離。 [review] (煽尼采)[投票(4)]
★4若い頃に観てその暗さが気に入らなかった映画だが、おっさんになって観るとしみる。どこをとっても映画だなと思う。ヤクザのシマで平気で盆を敷く、新三という町人の無頼がいい。 (ペンクロフ)[投票]
★3百萬両の壷』の幸せな余韻に浸ったまま観たら、あまりの救われなさに背筋の凍る思いがした。すごく良いけど、やっぱりこれが遺作ではチトサビシイ。もっと見たかった。 (リーダー)[投票]