「チャップリン」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
朝やけの詩(1973/日) |
任侠映画のリアリティを引き継いだかの如き悪徳業者が出てくるのが仰天だ。この映画に必要なのはラストの殴り込みだろう。 (G31) | [投票(2)] | |
大自然の無邪気賛歌風な小っ恥ずかしさを割り引いても半ドキュメンタルに開拓村の日常を描写した前半に限れば全く素晴らしい。しかし、仲代・佐分利が薩夫チック演技をし始め欣也の東映調が噛み合わない後半で一気に空中分解の様相を呈する。 (けにろん) | [投票(1)] | |
公開当時ですら、この手放しの生命賛歌オプティミズムは、いささか間が抜けていたのではないだろうか。まして、バブル経済下の狂乱物欲社会を謳歌してしまった今では、まさに茫漠たるファンタージーの感。関根と北大路のぎらつく肉体だけが妙に生々しかったりする。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |