「ジャン・リュック・ゴダール」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
仕立て屋の恋(1989/仏) |
見る者と見られる者の関係が次第に逆転していく様を、男女間の主導権の推移と共に描いているのが秀逸。撮影も良い。 (赤い戦車) | [投票] | |
いきなり下半身に伸びる手、それを目を瞑って受け容れる女。冬のパリの凍てついた空気。妄想は妄想に留め置かれることで美しい(?)。 (鷂) | [投票(1)] | |
こいつが変態なら、男はみんな変態だ。心のどこかで共感しているんだから。 (ドド) | [投票(6)] | |
イール氏は覗く時に決まってブラームスのレコードをかける.だから次第にこの音楽が流れるとある種の官能的な瞬間が映画の中を横切るようになる.これが心地よい. (Passing Pleasures) | [投票(1)] | |
被虐世界の変態覗き見親爺の話と品の在る精緻な作りがアンビバレントに並存するが、ルコントの男を慈しむかのような一切の躊躇無き水平目線が、そういう戸惑いを解消する。何より盗視の映画的興趣の前では所詮本質変態な俺達は抗えるはずも無いっす。 (けにろん) | [投票] |