「ジャン・リュック・ゴダール」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
陸軍中野学校(1966/日) |
人間として生きることよりも、国のために生きることを選んだ男たち。これもまた、戦争映画の一つの在り方だろうが、増村作品としては女の扱いが蔑ろなのがどうも・・・。訓練のシーンが、本当に学校の授業みたいなのが笑えた。 (太陽と戦慄) | [投票(1)] | |
手前に何か物を置いて、そこから奥を覗き込むような構図の多用は、陸軍の秘密を覗き見してるような感じを与えてくれる。一直線に悲劇へと進むロジカルな展開は見物だが、テンポがよすぎるぶん、どうも狂気が煮詰まっていく感じは殺がれているような。 (_) | [投票] | |
劇的誇張のない淡泊な展開の中で増村的テンションの発露は行き場を失いインポテンツ状態に陥る。雷蔵演じる終始非情な主人公は好演とは思うが、モノトーンからの変容こそが旨だったのではなかろうか。ママゴトめいた物語のチャチさにも大概うんざり。 (けにろん) | [投票] | |
成績優秀なら良い事ばかりとは限らないのだ。エリートには時にこんな過酷な運命も待ち受けている。良かったよ俺はボンクラで。スパイ物にしては規模の小さな話だが、育成に焦点を当てているのが面白かった。 (マッツァ) | [投票(1)] |