「チャップリン」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
嗚呼!おんなたち 猥歌(1981/日) |
森崎的猥雑な女性賛歌として語られるはずだったろう世界が、神代のスタンスが定まりきれずに、虚無と狂気と阿呆と律儀を往還する内田裕也に振り回されてついてくのが精一杯に見える。ギャグが上滑りして笑えない漫才を延々見せられたかのようだ。 (けにろん) | [投票] | |
無頼を気取ったところで甘えることしかできな半端野郎が、犯しているつもりが気づいてみれば女に犯されているという滑稽な悲しみ。奉仕する側とされる側が逆転し、いつしか消費されていく男に父性の終焉と産む性である女のたくましさを感じる。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] | |
この内田裕也は本当に何考えてんだか分からない、もしかしたら何も考えてないのかもしれない・・・リアルにそう思わせるような得体の知れなさがあって、映画全体に不気味な不協和音をもたらしている。 [review] (太陽と戦慄) | [投票] |