「松竹ヌーヴェル・ヴァーグ三羽烏」(町田)の映画ファンのコメント
鏡の女たち(2002/日=仏) |
難しいことは語れないが、全編を貫いている切実さに心打たれた。ラストは思わせぶりだが、なんともいえない余韻が残った。とても繊細な映画だと思う。 (太陽と戦慄) | [投票(3)] | |
乱反射する彷徨う女たちの情念。逆光の中の影としてしか我が子を見据えることができない悲しみ。怒涛の波が打ち寄せる海岸の親子はいったい誰だったのか。永遠に封印してしまいたいミステリーとしても吉田喜重の脚本と演出は一級の冴えを見せる。 (ぽんしゅう) | [投票(3)] | |
力みすぎの演技や説明的な台詞など当初は受け入れにくかったが、巧みな編集によって維持される緊張感は本物。 (赤い戦車) | [投票] | |
原爆という巨大な光に焼きつけられた、影絵の物語。失われた美和、「美しい平和」を求めて。 [review] (煽尼采) | [投票(3)] |