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めがね(2007/日)ファンのコメント

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歩いても 歩いても(2007/日)************

★4ずいぶんと前に家族と故郷へ帰った時の事を思い出した。映画と同じような会話が飛び交った。そしてまた来年―と言いながらいつしか行かなくなっていた。「親孝行したいときに親はなし」なんてそんなものだと思う。(自分を正当化する弁でした)。 (KEI)[投票(1)]
★5静かで、淡々としていて、超リアリティ。優しくて、ユーモラスで、でも時折見せるホラーかと見紛うほどに恐ろしい人間の残酷さと毒。一つ一つのシーン、一つ一つのセリフに全く無駄が無い。『誰も知らない』『花よりもなほ』『歩いても歩いても』と、これだけの完成度を持つ作品を連発するって、ちょっと尋常じゃない。['08.11.15新文芸坐] [review] (直人)[投票(4)]
★2ありがちな風景と、ありえない差別。 [review] (りゅうじん)[投票]
★5現代版小津の東京物語とも言えようか、この映画は家族の姿を現代という立脚点から探り出すことに成功している。 [review] (セント)[投票(4)]
★5家での会話はホラー映画に近いような冷や汗を覚えるが・・ [review] (蒼井ゆう21)[投票]
★5辛辣な現実 [review] (chokobo)[投票(1)]
★5いまの日本に、これだけリアルに「家族」を描ける映画作家がどれだけいるだろうかなどと考えてしまった。久々に映画が終わって欲しくないと、思いつつ鑑賞した傑作だった。2008.11 劇場 [review] (チー)[投票(1)]
★4まさに細密画。とうもろこしや仏壇の写真や蝶々やパジャマや古い作文用紙など、フレームの中に取り込まれた小道具が、画面に予想外の転換を起こす様がなんとも素晴らしい。家屋内の映像であるにもかかわらず、映画が活劇として振幅を始め、ユーモアをもたらす効果の鮮やかさ。 (ジェリー)[投票(1)]
★3これだけ芸達者が揃ったなかで阿部寛が主人公を務めるというのには少しく辛いところもあるのだが、阿部の硬さがいつもの是枝的巧さ=厭らしさを減じるようにも働いており、印象は悪くない。見え透いた小細工のためにやはり窮屈になっているものの、以前の是枝作品と比べれば観客に「開かれた」映画だ。 [review] (3819695)[投票(2)]
★5どこにでもいる、ひとつの家族の、ある一日。それがこんなにもジワァーっと来るひとつの作品になるんだからすごい。結婚もしていない私の未経験の領域も含め、「家族・他人」のそれぞれの感情が面白く感じられる。 (あちこ)[投票]
★49割が無駄な台詞で構成されているこの作品。でも、生活なんてまさにこの9割が大事なのだ。普通ならダラダラと感じるこの台詞群だが、ああ家族ってこういう会話するよな、とクスクス笑いながら最後まで見ていられた。ラストが唯一「映画的」であり、賛否があるのは分かる。しかし、作品の「納め」としてはこれで正解だと思った。 (tkcrows)[投票]
★4さらっと怖いことを言う映画。会話の距離に変化をつけることで空間が立体的に感じられる演出が新鮮だった。「孝行をしたい時分に親はなし、さればとて石に布団も着せられず」と、ならないようにしたいものだ。[ギンレイホール.08.11.10] [review] (TOMIMORI)[投票(1)]