★4 | 顔に刻まれた皺が、尋常ではない社会を巧く表現している。 (ユウジ) | [投票(2)] |
★4 | 「俺、もうそういうのいいよ」という大友の台詞は、ビートたけし・北野武のこれまでのすべてを背負っているかのようで、リアルタイムのたけしファンの私にはとても生々しく、これがこの映画のすべてだ、といいたくさえなる。 [review] (おーい粗茶) | [投票(13)] |
★4 | 一度終わった男(ビートたけし)が漂わせる深い無常感。口では出世のためと言いながら、先天的に安定を嫌う男(小日向文世)の躁的執着心。ヤクザの抗争話に拮抗する強度を持った、この二つの尋常ならざる心のありようが、実は一番恐ろしいということ。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(8)] |
★2 | 座って、大声張り上げて、いがみ合ってるだけじゃん。 (G31) | [投票] |
★4 | ブラックコメディとして、ものすごく楽しかったし笑えた!しかし『仁義なき』の換骨奪胎にはなっていない。パロディどまりだった。小日向さんに大部分を負わせ過ぎ。 (worianne) | [投票(1)] |
★4 | ドライな雰囲気の画面と鈴木慶一の音楽が絶妙にハマった。前作でも素晴らしかった夜のシーンのスタイリッシュな美しさもさることながら、役者陣のキャラの立ち方、ストーリーの面白さ、あらゆる面においてパワーアップした感がある。 [review] (太陽と戦慄) | [投票(4)] |
★5 | 今更な西田や中尾の起用が『代理戦争』の旭や梅宮級の触媒となり化学反応を及ぼした。余りな単線いてまえ構図を小日向の介入を随所に錯綜させ複層化した巧味と終局の詠嘆。強固な顔面羅列の言葉のどつき合いに前作の欝憤は弾け飛んだ。 (けにろん) | [投票(5)] |
★3 | どの辺がビヨンドなのかさっぱり。石原(加瀬亮)、小さくまとまっちゃったなぁ。前作の方が狂気じみてた。裏切り厳禁だね、この社会。後半一気にドンパチ抗争が加速するが、「あんた達、誰?」感が否めない。屋上でのドンパチでピクピクしてる人の動きが止まるシーンが秀逸。 [review] (IN4MATION) | [投票(1)] |
★3 | ほぼ主役級の小日向文世がなかなかの好演。 (パピヨン) | [投票] |
★3 | 前作も都合よく抗争が続き過ぎた感があったが、今作は更に予定調和臭プンプン。片岡(小日向)を前面に引っ張り出したのは功罪あり。☆3.3点。 (死ぬまでシネマ) | [投票] |
★5 | 恐るべき出来の良さ。群像劇になって物語が一気に拡大してるのに、その中できっちり主人公の存在を示してる。 [review] (甘崎庵) | [投票(3)] |
★2 | ペラペラよく喋るヤクザどもが殺しあうのをただポカンと眺めるだけ。豪華なVシネか。カタギが全然出てこないのは致命的。 (ペンクロフ) | [投票(1)] |
★4 | タイトルの出方からして違うように、これは「暴力」そのものを描いた前作とは似ても似つかぬ代物だ。どちらかといえば、私はこちらの方がより面白いと思う。特に前半は近年の北野武作品でも最高だろう。クライマックスは深作欣二『仁義なき戦い』その他古いやくざ映画への決別宣言か。<レビュー全面改訂しました> [review] (赤い戦車) | [投票(1)] |