エリック・ロメールの映画ファンのコメント
セリーヌとジュリーは舟でゆく(1974/仏) |
この長さをどう捉えるかによって評価が変わると思う。目的が明確になる後半は楽しいが、前半がちょっとつらい。 (赤い戦車) | [投票] | |
演劇のような展開に映画でしか出来ない味付けをしストーリーのおもしろさを真面目に表現してると思う。この映画を長いと切り捨ててはいけない、すべてのシーンに気持ちがこもってる。 [review] (kaki) | [投票] | |
彼女達がキャッキャと騒ぐ程には館の幻視譚が面白いとも思えぬので全尺の半分を費やした後半がひたすら冗長。屋外で展開する追跡行が魅力的な前半。それが捻れていく過程でもっと多彩なギミックを仕掛けて欲しかった。入れ替わりは逸脱が不穏で良かったのに。 (けにろん) | [投票] | |
パリの普通の住宅街に編みこまれた、可愛らしいレースのようなシュールな幻視の織物。主要俳優が全て脚本も担当しているというこの映画においては、俳優の演ずる人物たちもまた自分たちのお芝居の脚本を描く。創る者と創られた者のミステリアスな鏡像を楽しもう。 (ジェリー) | [投票] |